秋のことわざとして

秋茄子は嫁に食わすな

ということわざが存在します。

 

ですが、

秋茄子は嫁に食わすなとは
どんな意味のあることわざなのでしょうか?

 

なので今回は

秋茄子は嫁に食わすなの意味

についてまとめてみました。

スポンサードリンク

 

 

秋茄子は嫁に食わすなの意味とは?

秋茄子は嫁に食わすなには
3つの意味が存在していて

それぞれ意味としては

 

1.姑の嫁いびりと結びつけることわざで

  秋茄子は特に美味しいので
  憎らしい嫁に食べさせるのはもったいない

 

2.秋茄子は体を冷やすので
  大事な嫁に食べさせない方がいい

 

3.秋茄子は種子が少ないので

  子供に恵まれなくなるから
  嫁に食べさせない方がいい

 

といった意味になります。

 

姑が嫁をいびる目的で
秋茄子を食べさせるな

と言ってるのかと思えば、

 

嫁の体をいたわって
秋茄子を食べさせるなと言ってたりと

言ってることが正反対な印象ですね。

 

 

秋茄子は嫁に食わすなの意味を見てみる

そしてそれぞれの

秋茄子は嫁に食わすな

の意味を見てみると、

 

夏の暑い日差しを十分に浴びて
育った秋口の茄子は

糖分、アミノ酸をしっかりと実に蓄えますので、
夏よりもおいしいナスになります。

 

なので、

栄養を蓄えて美味しくなった秋茄子は
憎らしい嫁に食べさせるのは勿体ない

ということで

 

姑が嫁をいびるためのことわざ

となってるというものです。

 

そして、

秋茄子を食べると体を冷やす

というのも、

 

茄子に含まれる水分は90%と多く

水分が多い分
体を冷やすとされています。

 

茄子は基本的に
夏頃に食べる分なら問題ないですが、

 

秋になると涼しくなるので

秋茄子を食べて体を冷やすと
体調を崩す恐れがある

ということで、

 

秋茄子は嫁に食わすな

と嫁の体調を心配して
言っていることわざになります。

 

そして種子が少ない点は単純に
子供に恵まれなくなるということで

ものの例えとなります。

 

スポンサードリンク

 

秋茄子は嫁に食わすなの意味はここからも来てる?

秋茄子は嫁に食わすなの意味は他に
鎌倉時代の和歌集である

夫木和歌抄

において、

 

秋なすび わささの粕につきまぜて
よめにはくれじ 棚におくとも

という記述があるのですが、

 

この記述の意味は

 

「わささ」つまり新酒の粕に
漬けた秋茄子を

「よめ(夜目)」つまりネズミ
に食べられないよう注意しよう

 

という意味になります。

 

ちなみにネズミの別名は
「嫁が君(よめがきみ)」となってます。

 

だから本来は
「秋茄子は嫁に食わすな」とは

秋茄子はネズミにくわすな

であるという説もあるのです。

 

ネズミが嫁に変わってしまうというのは
何ともな感じがしてきますね。

 

 

秋茄子は嫁に食わすなの意味まとめ

秋茄子は嫁に食わすなの意味は

 

1.姑の嫁いびりと結びつけることわざで

  秋茄子は特に美味しいので
  憎らしい嫁に食べさせるのはもったいない

2.秋茄子は体を冷やすので
  大事な嫁に食べさせない方がいい

3.秋茄子は種子が少ないので

  子供に恵まれなくなるから
  嫁に食べさせない方がいい

 

となっています。

 

こうしてみると

結構多く意味があることわざですが
果たしてどれが正しいのやら。

 

スポンサードリンク