「気まづい」と「気まずい」、どっちも耳にする機会がある言葉ですが、正しいのは実際にどちらなのか迷った事があると思います。
この記事では、「気まずいと気まづいでどっちが正しいのか」についてまとめてみました。
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気まづいと気まずいでどっちが正しい?
「気まずい」と「気まづい」、見た目はよく似ていますが、正しいのは「気まずい」です。
そして、「気まづい」という表記は気まずい」の誤りとされています。
気まずいの意味
「気まずい」とは、例えば相手との会話が弾まず、場の空気が重くなるような、居心地の悪い状況を指す言葉です。
人間関係においてよく使われる表現で、「あのときの沈黙、気まずかったな」といった場面にぴったりです。
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どっちが正しい
「気まずい」が正しいのに、なぜ「気まづい」と書いてしまう人がいるのかは、「ず」と「づ」の音の混同が原因となります。
しかし日本語においては、「ず」と「づ」の使い分けは文部科学省の指針によって定められており、この場合は「ず」が正解になります。
つまり、「気まずい」が正しい表記で、「気まづい」は誤用なので、間違えないように注意をしておきましょう。
気まずいと気まづいの違いは?
「気まずい」と「気まづい」、の違いについては、このようになっています。
気まずい:正しい表記
気まづい(きまづい):誤った表記
気まずいの意味
「気まずい」は、このような相手と心が通じ合わず、居心地の悪さを感じる場面で使われます。
・会話が続かないとき
・冗談が通じず場がしらけてしまったとき
・相手との関係がぎくしゃくしているとき
こうしたシチュエーションで自然に使える便利な言葉が、「気まずい」です。
気まづいの意味
一方、「気まづい」は、「ず」と「づ」の音の混同から生まれた誤用です。
日本語では「ず」と「づ」の使い分けが文部科学省の基準で決められており、この語の場合には「ず」が正しいとされています。
意味としてはどちらも同じニュアンスを持っていますが、表記として正しいのは「気まずい」です。
なので、「気まずい」と「気まづい」の誤表記に注意して使いましょう。
気まずいは言い換えると?
「気まずい」という言葉他の言葉で言い換えると、いくつかの表現が考えられます。
居心地が悪い | 物理的または心理的に落ち着かない状態 |
バツが悪い | 自分の行動や状況に対して恥ずかしさや気まずさを感じること |
気詰まり | 相手との関係がぎくしゃくしている様子 |
ぎこちない | 自然な流れがなく、緊張感がある状態 |
息苦しい雰囲気 | 緊張感や不安感が漂う状況 |
微妙な空気 | 何かがうまくいっていないと感じる状況 |
どの言い換えも、共通して「心地よくない」、「何かがうまくいっていない」という感覚を含んでいます。
また、「気まずい」は自分自身が恥ずかしさを感じるときにも使われます。
相手に対してではなく、自分の行動や言動に対する後悔や照れが入り混じる複雑な感情を表すときにもぴったりの言葉です。
気まずいと気まづいでどっちが正しいまとめ
正しい表記は「気まずい」で「気まづい」という表記は誤りとされています。
混同されがちな「ず」と「づ」の使い分けですが、「気まずい」のように公的にも正しいとされる表記を使うことが大切です。
特に文章においては誤表記が目立ちやすく、信頼性にも関わるため注意が必要です。
したがって、日常的な会話や文章においては「気まずい」を使用するようにしましょう。
検索されやすい「気まづい 気まずい どっちが正しい」という疑問にも、ここで明確な答えが示されました。
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