「蛇足(だそく)」という言葉にはどんな意味があるのか、気になっていると思います。

 

なのでこの記事では、蛇足の意味について分かりやすくまとめてみました。

 

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蛇足の意味を分かりやすく言うと?

蛇足の意味は、「余計なもの」や「不必要な追加」のことです。

 

「蛇足」という言葉は、「蛇」と「足」を組み合わせている言葉ですが、元々蛇には足が存在していません

 

そのため、蛇に足があるというのは「余計なもの」とか「不必要な追加」になるのです。

 

日常生活で使われる際には、説明が十分に済んでいるのに、さらに余計なことを言ってしまうときに「それは蛇足だ」と言われます。

 

なので、蛇足の意味は分かりやすく言えば、蛇に足を付けるのと同じように、余計なものを付けたしてしまう事という事なのです。

 

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蛇足を言い換えしてを別の言葉で表現するなら?

蛇足を別の言葉で言い換えする方法を考えると、蛇足の代わりに「余分」「不必要な追加」などと言い換えることができます。

 

蛇足は「余計なもの」等を意味しているので、本来の話題や要点から外れて追加される情報に対して使われることがあります。

 

なので、「蛇足」を言い換えすることにより、例えば「余計な情報」「追加される必要のないもの」といった表現が考えられます。

 

その他にも蛇足の言い換えとして、「無用の長物」、「夏炉冬扇」といった言葉も存在しています。

 

無用の長物」はあっても役に立たないどころか、かえって邪魔になってしまうものを意味していますが、余計なものという事で蛇足と意味は通じています。

 

そして「夏炉冬扇」にしても、夏の囲炉裏や冬の扇のように本来の季節に使われるものではないことで、役に立たないという事で余計なものという意味になると考えられます。

 

 

蛇足の成り立ちは?その起源と背景とは?

蛇足の成り立ちは、中国の周から秦に至るまでの250年間の歴史を国別にまとめた書物である「戦国策」に由来します。

 

その故事では、誰が残り少ないお酒を飲むかで蛇の絵をはやく描く競争が行われていて、素早く蛇を描き終えた人がいました。

 

しかし、あまりにも早くに描けたので、自慢したくなって蛇に足を付け加えたことにより、蛇は不自然に見えてしまい、お酒は2番目に早く描けた人のものになりました。

 

この話から、「余計なことをするとかえって損をする」という教訓が生まれました。

 

 

蛇足の短文は中学生の参考にもなるものだと?

「蛇足」を使用した短文として、中学生の参考になる文章としては、以下のものが考えられます。

 

彼女は美人なのに、濃すぎる化粧をしていては蛇足だ

先生の話は蛇足ばかりで中々話が前に進まない

この小説はこの話以降の展開は蛇足だったんじゃないかと思う

 

「蛇足」という言葉は、余計な事を付けたしてしまったという意味で、短文として使用されます。

 

 

蛇足の意味を分かりやすくまとめ

蛇足の意味は分かりやすく言えば、「余計なもの」や「不必要な追加」をすることです。

 

なので、蛇に足を付けるように余計なものを追加してしまうような場合に、蛇足という言葉を使用しましょう。

 

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