ことわざには
一葉落ちて天下の秋を知る
(いちようおちててんかのあきをしる)
なんてものが存在してます。
そして
一葉落ちて天下の秋を知るには
どのような意味が存在するのでしょうか?
なので今回は
一葉落ちて天下の秋を知るの意味
についてまとめてみました。
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一葉落ちて天下の秋を知るの意味はどうなってる?
一葉落ちて天下の秋を知るとは
どのような意味になってるかというと、
1.わずかな前兆を見て
後に起こる大きな動きを予知する事
2.わずかな前兆から衰退を予知する事
という意味があります。
一葉落ちて天下の秋を知るは元々
『淮南子えなんじ』説山訓
から来てることわざで
青桐の葉が一枚落ちるのを見て
秋の訪れを察知するのと同じように、
少しの前兆からその後に起こる
大きな出来事を察知する
少しの前兆から衰退を予知する
といった風な意味として
使われるようになりました。
青桐の葉というのは大きい上に
他の樹木と比べて早く落葉します。
だから、
そんな青桐の葉が一枚落ちても
存在感が大きいですから
一枚落ちた青桐の葉を見て
秋の訪れを感じさせるな
と思うわけです。
なので、
一枚の青桐の葉が落ちるかの如く
ほんの些細な現象が起こったのを見て、
秋の訪れを感じるかのように
後に起こる大きな物事や衰退を
予知するという事なのです。
ちなみに、
青桐を家紋の桐の紋に例えて
青桐の葉が落ちた=家紋が落ちた(転落、衰退)
という風に当てはめたり、
天下の秋が訪れる=
天下を治めていた家が秋(飽き)にかけて先細る
みたいな感じに
当てはめられてもいる事から、
2.わずかな前兆から衰退を予知する事
という意味で
一葉落ちて天下の秋を知るが使われてます。
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一葉落ちて天下の秋を知るの意味はこう使う?
一葉落ちて天下の秋を知るは
どのような時に当てはまるのかと言えば
少しの前兆から大事が起こる事や
衰退が起こる事に対して使われますので、
例えば、
ネズミが騒ぐようだったら
大地震が起こる前触れですので、
そんな状況こそ
一葉落ちて天下の秋を知る
という言葉が用いられる状況ですし、
人気漫画家が新作を発表して
1話でつまらないと感じたのだったら
衰退という意味で
一葉落ちて天下の秋を知る
ということわざが使われます。
一葉落ちて天下の秋を知るの意味まとめ
一葉落ちて天下の秋を知るの意味は
1.わずかな前兆を見て
後に起こる大きな動きを予知する事
2.わずかな前兆から衰退を予知する事
前兆の感知という意味で
用いられる言葉になりますが、
前兆を感知したという事は
それに対して事前に準備や
対策を立てることもできますので、
何か些細な事から
大事が起こると感知した場合は
早めに行動を起こしましょう。
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