春になると
春眠(しゅんみん)
という言葉が使われるのを見ますが、
春眠とは
どんな意味の言葉なのでしょうか?
なので今回は
春眠とはどんな意味なのか?
についてまとめてみました。
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春眠とはどんな意味なのか?
それで春眠とは
どのような意味を持ってるかと言えば
春の夜や明け方の快い眠り。春の眠り
という意味になっています。
春という時期になると
眠気を催す季節となります。
一般に睡眠時間は冬が最も長いのですが、
冬は寒さで体の深部体温が下がりにくいので
時間の割に熟睡感がえられません。
だけど、
春になると日中の活動量も増えて
睡眠時間は短くなるのですが、
深部体温が下がって熟睡できるようになるので
朝の光が入っても目覚めにくくなります。
なのでそんな
朝の光がはいっても
目覚めにくくなるような心地よい眠りを
春眠
と呼んでいるわけです。
確かに冬と比較すると
春の朝方は明るくなっていますが、
だからと言って
起きる時間が冬と比べて速くなったりとかは
そんなにない事ですから、
そういう意味でも
朝の光がはいっても
目覚めにくくなってるという事なのかもです。
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春眠暁を覚えずの意味はどうなる?
春眠を使った言葉として
春眠暁を覚えず
という言葉も存在していますが、
春眠暁を覚えずには
どんな意味が存在しているかと言えば
春の夜は眠り心地がいいので
朝が来たことにも気付かず寝過してしまう事
という意味になっています。
春眠の
眠り心地の良さだけでなく、
暁つまり朝が来ても気づかずに寝過す
という事でつかわれてるわけです。
ちなみに
春眠暁を覚えずとは
由来はどこから来てるかと言えば
中国の唐の時代の
詩人・孟 浩然(もう こうねん)によって詠われた詩
春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず
処処(しょしょ)啼鳥(ていちょう)を聞く
夜来(やらい)風雨(ふうう)の声 花落つること知る多少
から来てる言葉となっていて、
意味は
春の眠りは心地よくて夜明けも知らず、
鳥のさえずりが聞こえる。
昨晩は嵐の吹く音がしたが、
おそらく花がたくさん散ったことだろう
と訳されています。
つまりここから
春の眠りは心地よくて
朝になっても気づかなかった
という意味になるわけです。
ただ、
春になると夜が明けるのが早くなって
冬と同じ時刻に起きても
春だとすっかり明るくなっている
という意味も表わしてるとされます。
春眠とはどんな意味かまとめ
春眠の意味とは
春の夜や明け方の快い眠り。春の眠り
となっています。
春の眠りというのは心地よいから
朝日を浴びてもなかなか起きませんし、
冬と同じ時刻に起きても
春だと夜が明けるのが早くなってるので
寝過したと思ってしまうという事ですね。
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