七夕の時期になると
天の川
が見えますけども、
天の川の意味や由来は
どこから来ているのでしょうか?
なので今回は
天の川の意味や由来
についてをまとめてみました。
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天の川の意味や由来はここから?
まず天の川というのは
どのようなものなのかと言えば
晴れた夜空に見える無数の恒星が集まりを
白くて川のような帯状に見立てたものです。
地球側から銀河系の内側を見た姿が
天空に川があると見立てたのが
天の川
という事ですね。
ちなみに天の川は古代中国では
銀漢,河漢,天漢,雲漢,銀浪,星河
とも呼ばれており、
その由来は
漢水の気が天に昇ったものが天の川
という古代中国の言い伝えから来ています。
漢水というのは
中国にある大きな川・長江最大の支流
の事を言います。
天の川は銀河系の渦巻の縁辺が
まるで川のように見えたものですので、
昔の中国の人は
中国にある大河・長江から気が昇って
それが天の川になったのだと思ったのです。
長江は中国でも有名な大きな川ですので、
空に大きく見える天の川を
長江と重ねた部分があったのでしょう。
そしてそんな
銀漢,河漢
等といった古代中国での呼び名が
日本でも伝わるようになり、
日本でも天の川の事を
天上の川と見ていたのもあってか
天河,天漢
等の字が使われるようになりました。
天の川は天にある川ですが、
昔の人は銀河なんて当然知らないでしょうから
様々な憶測を立てていたのだと思いますね。
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天の川の由来は伝説だとこうなる?
天の川の伝説と言えば
織姫と彦星が1年に1度会う日
が有名となっていますが、
そんな天の川の伝説の由来は
どのようになっているのかと言えば
天帝の娘の織姫は
機織が上手な働き者の娘でしたが
縁に恵まれなかったので、
同じく働き者で真面目な牛飼いの彦星に
織姫を嫁がせる事にしました。
二人は大変仲よくしていたのですが
そのせいで仕事をおろそかにしてしまいました。
それに怒った天帝は
二人を天の川の両岸へ引き離しました。
しかし引き離された二人は深く悲しみ
それを哀れに思った天帝は
真面目に仕事をするならば、
年に一度七夕に会う事を許す
と約束をしました。
なので、
毎年7月7日になれば
かささぎが天の川に橋を架け
織姫がその橋を渡って彦星に会える
と言われているのですが、
雨が降ると川が増水して橋を架けられないので
2人は会う事が出来ないともいわれています。
織姫関連だとこんな記事もあります↓
天の川の意味や由来まとめ
天の川の意味や由来については
晴れた夜空に見える無数の恒星が集まりを
白くて川のような帯状に見立てたものです。
となっています。
昔の人には空に浮かぶ白い帯が
まるで川のように見えた事から
天にある川ということで天の川となったのでしょう。
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