8月の別名として

雁来月(かりくづき・がんらいげつ)

という言葉が使われますが、

 

雁来月とは
どのような意味をもった言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

雁来月とはどんな意味なのか?

についてまとめてみました。

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雁来月とはどんな意味の言葉?

雁来月(かりくづき・がんらいげつ)とは
どんな意味の言葉なのか?

といいますと、

 

まず1つが

陰暦8月の異名

となっています。

 

陰暦8月というのは
今で言うと大体いつ頃を指すのか

といいますと、

 

竹春の意味ってどこから来ているの?

でも触れていますが、

 

陰暦8月は現在の暦である
新暦に直した場合ですと、

8月下旬から10月上旬頃

に当たる時期になるのです。

 

8月下旬から10月上旬頃という時期は

大半が9月頃

ということになり、

 

雁来月という
旧暦の8月を表す言葉は

 

現在でいうところの

9月頃

を表す言葉となってるわけです。

 

なので、

8月の異名として
雁来月という言葉は使われてますが、

 

実際のところは

秋を表す言葉として
使われている意味となってるわけです。

 

こうしてみると

8月の言葉と書いておきながら
実際は秋に使う言葉である等

昔の言葉というのは
結構ややこしいものだと思いますね。

 

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雁来月とは他にどんな意味があるのか?

そして

雁来月(かりくづき・がんらいげつ)

の意味としては他にも

 

北の国から雁(かり)が渡ってくる月

という意味も持っています。

 

雁が来る月

と書いてあるわけですから
まんまな意味となるわけです。

 

それで
雁(がん、かり)というのは

カモ目カモ科ガン亜科の水鳥のうち
カモより大きくハクチョウより小さい鳥の事です。

 

そして雁は

冬季になると日本へ南下して越冬する

というのが特徴となってます。

 

ただ、

実際のところは
雁などの冬鳥が日本に渡ってくるのは

 

秋の10月頃

となっているので、

10月上旬頃は丁度
雁来月の範囲に含まれてるわけです。

 

だからこそ、
雁が日本へ来る月ということで

雁来月

という意味になってるのです。

 

ちなみに、
雁は昔は狩猟の対象でしたが

 

日本では、

急速な減少してることから保護鳥の対象となり、
現在では禁猟となっています。

 

昔教科書で

雁が出てくる話を読んだことがありましたが
今では禁猟となってるのは

時代を感じるものです。

 

 

雁来月とはどんな意味まとめ

雁来月とはどのような意味かというと

 

1.陰暦8月の異名

2.北の国から雁(かり)が渡ってくる月

 

といった意味になります。

 

雁がわたってくる時期と
現在の8月はずれていますから

8月中に使うのは正しいと言えませんね。

 

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