テレビを見ていると

土用波(どようなみ)

という言葉を見たことがあると思います。

 

土用波の意味は
どのようになってるのでしょう?

 

なので今回は

土用波の意味

についてまとめてみました。

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土用波の意味はこのようになる?

それで土用波の意味は
どのようになっているのかといえば

 

夏の土用の時期に
太平洋側の海岸に打寄せてくる大波

という意味を持っています。

 

土用の時期といえば

立春,立夏,立秋,立冬直前の 18日間

を意味していて、

 

土用波は
夏の土用(立秋の直前)なので

7月20日~8月6日頃

に起こる大波ということになります。

 

(土用についてはこちらも参照↓

土用の意味や由来ってどうなっているの?)

 

 

土用波が起こる理由は何なのか?

それでなぜ土用波は
夏の土用の時期に起こるのかといえば

 

土用の時期になると
南の太平洋上に大きな台風が起こります。

 

そして、

台風によるとても強い風が
波のうねりを生み出して

 

太平洋上の大きな波のうねりが

1500~2000km離れた
日本の海岸に押し寄せます。

 

つまり、

遠くで起きた台風の影響で
大きな波が押し寄せてくるというわけです。

 

ちなみに
土用波の最盛期にあたる

7月20日~8月6日頃

といった時期はちょうど
海水浴のピークとなる時期になりますし、

 

太平洋上で台風は起きてるものの
日本では基本的に晴れの日が多いです。

 

ですが、

太平洋側の海では
通常の2~3倍の波が押し寄せるので

注意をしたほうがいいでしょう。

 

通常の2~3倍の波ということで
サーファーからは喜ばれそうな気はしますが。

 

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土用波は土用の時期以外でも使われる?

そんな立秋前の
土用の時期に発生する波を

土用波

と呼んでいるわけですが、

 

テレビなどでは

立秋(8月7日頃)やお盆を過ぎた頃でも
土用波という言葉が使われる場合があります。

 

(立秋についてはこちらも参照↓

立秋とはどんな意味になっているのだろうか?)

 

 

なぜ土用の時期を過ぎても
土用波という言葉を使うのかといえば

 

気象庁によると土用波は

夏から秋にかけて
太平洋に面した海岸に押し寄せる高い波

とされてるので、

 

8月から9月といった
夏から秋にかけての期間に

土用波が使われているのでしょう。

 

また、

立秋や土用といった言葉は
旧暦に使われていた言葉なのですが、

 

現在ではそれにとらわれず

「夏から秋にかけて
太平洋上の台風の影響で発生する大波」

という意味合いが強いと感じます。

 

 

土用波の意味まとめ

土用波の意味につきましては

 

夏の土用の時期に
太平洋側の海岸に打寄せてくる大波

となっています。

 

太平洋側の海へ
海水浴へ行くときには

土用波に注意したほうがいいでしょう。

 

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