自然災害を表す言葉として

タイフーン、ハリケーン、サイクロン

といった言葉が用いられていますが、

 

タイフーンとハリケーン、サイクロンの違いは
一体どのようになってるのでしょうか?

 

なので今回は

タイフーンとハリケーン、サイクロンの違い

についてをまとめてみました。

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タイフーンとハリケーンの違いとは?

それではタイフーンとハリケーンの違いは
どのようになっているのかといえば、

このような感じになってます。

 

 

タイフーンとはどんなもの?

まず「タイフーン(typhoon)」とは

太平洋北西部、南シナ海、北西太平洋で発生する
最大風速64ノット以上の熱帯低気圧

となっています。

 

ちなみにタイフーンの語源は

ギリシャ神話最大の怪物
デュポン(typhoon)からきています。

 

 

ハリケーンとはどんなものなのか?

そして「ハリケーン(hurricane)」とは

 

大西洋北部、大西洋南部、太平洋北東部、
太平洋北中部、南東太平洋で発生する

世界基準で最大風速64ノット以上の熱帯低気圧

 

のことを言います。

 

ちなみにハリケーン(hurricane)の語源は

カリブ海の邪神ウラカーン(huracan)

から来ています。

 

 

なので、
タイフーンとハリケーンの違いは

 

タイフーン:

太平洋北西部、南シナ海、北西太平洋で発生

 

ハリケーン:

大西洋北部、大西洋南部、太平洋北東部、
太平洋北中部、南東太平洋で発生

 

となっており、

発生する地域の違いによって
タイフーンとかハリケーンと呼ばれているのです。

 

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タイフーンとハリケーン、サイクロンの違いは?

そしてタイフーンとハリケーン、
サイクロンとの違いに関しても、

 

サイクロン(cyclone)は

インド洋北部、インド洋南部、太平洋南部で発生する
世界基準で最大風速64ノット以上の熱帯低気圧

となっています。

 

なので、

サイクロンもタイフーンやハリケーンと同様に
地域の違いによる呼び方の違い

ということになるのです。

 

 

タイフーンとハリケーン、台風との違い

そして日本においては
熱帯低気圧のことを「台風」と呼びますが、

 

台風というのは

太平洋北西部、南シナ海で発生する
日本基準で最大風速34ノット以上の熱帯低気圧

となっています。

 

なので、

台風はハリケーン、タイフーン、サイクロンとは
場所だけじゃなく風速の違いも存在してます。

 

 

タイフーンとハリケーンの違いまとめ

タイフーンとハリケーンの違いについては

 

タイフーン:

太平洋北西部、南シナ海、北西太平洋で発生

 

ハリケーン:

大西洋北部、大西洋南部、太平洋北東部、
太平洋北中部、南東太平洋で発生

 

となっていますので、

地域によって呼び方が変わっている
ということになるのです。

 

それにしても、

どちらも神話の怪物や邪神が
名前の由来となっていますけども、

 

昔の人にとって自然災害というのはまさに
神や怪物のように見えるのかもしれませんね。

 

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