バウムクーヘンとバームクーヘン

の2つの表記がありますが、

 

バウムクーヘンとバームクーヘンには
違いが存在するのでしょうか?

 

なので今回は

バウムクーヘンとバームクーヘンの違い

についてをまとめてみました。

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バウムクーヘンとバームクーヘンの違いは?

バウムクーヘンとバームクーヘンには
以下のような違いがあります。

 

 

発音の違い

バウムクーヘンは
19世紀にドイツで生まれたお菓子で

後に日本に持ち込まれた際に
カタカナで表記されるようになりました。

 

そしてBaumkuchen(バウムクーヘン)を
カタカナへと変換する際に

 

話し手がBaumkuchenと発音した際に
聞き手側には発音が

バームクーヘン

と聞こえます。

 

だから、

ドイツ語を日本のカタカナに変換するときに
聞こえた時の発音によって

 

バウムクーヘンが
バームクーヘンと表記されて、

 

日本人にとっては
「バーム」の方が呼びやすいからか

バームクーヘン

が定着しました。

 

 

作り方の違い

バウムクーヘンとバームクーヘンには
作り方に違いがあって、

 

バウムクーヘンは
国立ドイツ菓子協会が規定する材料の定義で

 

油脂はバターのみ

ベーキングパウダーを使用しない

バター、小麦粉、砂糖1に対して、卵を2とすること

 

と決められています。

 

そしてバウムクーヘンは

1本1本職人の手によって
手作りがされているのです。

 

その一方でバームクーヘンは

日本独自で大量生産できるように
発展していったもので、

材料や作り方は自由なのです。

 

バウムクーヘンはドイツでは
専門店で取り扱う高級菓子なので

材料や作り方に対して
強いこだわりがあるという事です。

 

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バウムクーヘンは

ずっしりと重たい仕上がり

になっているのが特徴ですが、

 

日本のバームクーヘンは

柔らかくてふわふわしてる

という特徴を持ってるのが多いです。

 

1本1本手作りしているのと
大量生産しているという違いもありますが

 

ドイツ人や日本人の
味の好みの違いもあるかと思います。

 

 

バウムクーヘンとバームクーヘンでどっちが正しい?

バウムクーヘンとバームクーヘンでは
どっちが正しいのかについては

 

バウムクーヘンは

 

ドイツ語で木や樹木を意味するバウム(baum)

ドイツ語で焼き菓子やケーキを意味するクーヘン(kuchen)

 

が合わさったドイツ語です。

 

だから

ドイツ語で発音すると
「バウム」という表記が正しいので、

 

元がドイツ語という事を踏まえて

バウムクーヘン

が正しいです。

 

バウムクーヘンの意味はこちら↓

バウムクーヘンの意味はドイツ語で 結婚式の引き菓子では?

 

 

バウムクーヘンとバームクーヘンの違いまとめ

バウムクーヘンと
バームクーヘンの違いは

 

使用されている材料や作り方

が主な違いです。

 

日本人に合わせて

大量生産される形の
バームクーヘンが生まれてるという事ですね。

 

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