夕凪(ゆうなぎ)

という言葉を
耳にしたことがあると思いますが、

 

夕凪は季語だといつで
意味はどのようになってるのでしょう?

 

なので今回は

夕凪の季語や意味

についてまとめていました。

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夕凪は季語だといつ?

夕凪は

夏(晩夏)

の季語となっています。

 

晩夏の意味は

 

1.夏の終わり頃

2.陰暦6月の異称

 

となっています。

 

陰暦6月というのは新暦で言うと

7月7日頃(小暑)~8月6日頃(立秋の前日)

くらいの時期になります。

 

立秋は

夏が極まって秋の気配が感じられる日なので
この日から旧暦では秋になります。

 

なので立秋の前日までの1ヶ月が
晩夏の季節ということになりますし、

夕凪はその時期に季語として使われるということです。

 

ちなみに小暑や立夏の意味についてはこちらも↓

小暑の読み方は 意味や時期は?

 

立秋とはどんな意味になっているのだろうか?

 

 

夕凪の意味はどうなってる?

夕凪の意味は

 

海辺の地域で

夕方に海風から陸風に交替する時に
無風の状態になる現象

 

のことです。

 

凪(なぎ)という現象は

風力0(風速0.0 – 0.2m毎秒)の無風状態

のことで、

 

沿岸地域では、
気圧傾度が弱く天気が晴れだと

昼と夜とで風の向きが変わっていて

 

海から吹く風の海風と陸から吹く風の陸風が
切り替わるわずかな時間で風は止みます。

 

これによって

凪(なぎ)

という無風状態ができます。

 

そしてこの凪は
朝と夕方の2回存在していて、

 

陸風から海風へと切り替わるときの
無風状態のことを

朝凪(あさなぎ)

 

海風から陸風へと切り替わるときの
無風状態のことを

夕凪(ゆうなぎ)

と呼んでいるのです。

 

夕方や朝の無風状態の時間は
とても静かなんじゃないかと思いますね。

 

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夕凪の季節が夏な理由とは?

夕凪の季節が夏の理由は

 

瀬戸内海のような四方を山に囲まれ
風の弱い内海では

夕凪の継続時間が長いことで知られ、

 

夏に近づくにつれて
夕凪の継続時間の長さがはっきりとします。

 

なのでそれと同様に

夏になると日が出ている時間が長い分
暗くなるまでの時間も長くなるので、

 

夏が近づくにつれて

夕方の時間が長くなっていき
夕凪の時間も長くなるということなのでしょう。

 

 

夕凪の季語や意味まとめ

夕凪は

夏(晩夏)

の季語となっていまして、

 

夕凪の意味は

 

海辺の地域で

夕方に海風から陸風に交替する時に
無風の状態になる現象

 

となっています。

 

夏が近づくにつれて
夕凪の継続時間が長くなるということで

夕凪が夏の季語となります。

 

それにしても、

夕方の海風と陸風が切り替わる無風状態の海は
とても静かなんじゃないかと思いますね。

 

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