アジサイの中には

ガクアジサイ

と呼ばれるものがありますが、

 

ガクアジサイとアジサイの違いは
どうなっているのでしょうか?

 

なので今回は

ガクアジサイとアジサイの違い

についてをまとめてみました。

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ガクアジサイとアジサイの違いは?

ガクアジサイとアジサイの違いは
外見的な部分でいえばこうなります。

 

 

ガクアジサイの外見

 

ガクアジサイは

小さくて粒粒とした鼻の周りに
大きな花が囲うように咲いてるのが特徴です。

 

ちなみに
ガクアジサイという名称は

大きい花が額縁のように
小さい粒粒とした花を囲ってるのが由来です。

 

 

アジサイ

 

そしてアジサイの方はと言えば

小さい花が1つに集まるような形で
咲いているのが特徴です。

 

なので、
ガクアジサイとアジサイで違いがあるなら

 

ガクアジサイ:大きい花が小さい花を囲うように咲く

アジサイ:小さい花がたくさん集まるように咲いてる

 

となります。

 

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ガクアジサイとアジサイの関係について

ガクアジサイとアジサイは

同じアジサイとついてるから
関係があるのかも気になりますが、

 

一般的に見られるアジサイは

実はガクアジサイをヨーロッパで
品種改良したものとなり、

 

ガクアジサイは
元々日本に自生していた固有種です。

 

なので、

ガクアジサイとアジサイは
仲間の植物であると同時に、

 

ガクアジサイがアジサイの
原種となる植物なのです。

 

ちなみにガクアジサイは

小さい粒粒の花を大きい花が
囲うようにして咲いていますが、

 

実はガクアジサイの小さい花が

両性花

と呼ばれる
雄しべと雌しべを持ってる花で

 

大きい花の部分は
雄しべと雌しべが退化している

装飾花

と呼ばれる部分になります。

 

なぜガクアジサイには
装飾花があるのかと言えば

 

大きくて目立つ装飾花があることで

受粉を助ける役割を持つ
昆虫を引きつけてくれるからです。

 

そして

アジサイが咲かせている小さい花も実は
ガクアジサイの大きい花と同じ

 

装飾花

となっています。

 

一般的なアジサイの装飾花も
雄しべと雌しべが退化してるのですが、

 

アジサイは

枝を切り取って増やす挿し木や
根から切り分ける株分けで増えます。

 

なぜこのような方法で
アジサイが増えていくのかについても、

 

前述のとおりアジサイは

日本に自生していたガクアジサイを
品種改良したものという側面があるので、

 

人間が品種改良した園芸種ということで
人為的に増えるような形になってるのです。

 

 

ガクアジサイとアジサイの違いまとめ

ガクアジサイとアジサイの違いは

 

ガクアジサイ:大きい花が小さい花を囲うように咲く

アジサイ:小さい花がたくさん集まるように咲いてる

 

となります。

 

ですが、

ガクアジサイの方が本来
日本に自生していた原種となり、

 

アジサイの方は

ガクアジサイがヨーロッパで
品種改良されたものとなります。

 

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