冬になると

暖冬(だんとう)

という言葉を
耳にする事があると思いますが、

 

暖冬とは
どんな意味を持つ言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

暖冬の意味はどうなってるか?

についてまとめてみました。

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暖冬の意味はこのようになっている?

暖冬とは
どのような意味を持ってるかと言いますと、

 

平均気温が平年より高く暖かい冬

という意味になっています。

 

暖かい冬と書いて暖冬ですから
当然と言えば当然な意味ですね。

 

ちなみになぜ
暖冬という現象が起こるのかというと、

 

冬期3カ月の平均気温が平年と比べて高い時が暖冬、
低い時が寒冬。

暖冬時には、日本付近は南海上の亜熱帯高気圧に覆われて、
シベリア高気圧の張り出しが弱い。

上層では偏西風が東西流型となり、
寒気の南下が阻止される。

寒冬時にはシベリア高気圧の張り出しが強く、
偏西風が南北流型となり、日本付近は寒冷渦の中に入る。

 

といった事が原因で
暖冬が起こると言われています。

 

簡潔に言ってしまえば
気圧の影響によって暖冬が起こるという事です。

 

そのほかにも
暖冬が起こる理由としては

エルニーニョ現象

と呼ばれる

 

赤道付近の東太平洋である
ペルーやエクアドルの沖合いで

クリスマスの頃に赤道に向かって流れる
フンボルト海流(ペルー海流)が弱まることで

海面の水温が上昇する現象

 

が関係しているとも言われています。

 

冬が暖冬となるのにも
複雑な自然現象が絡んでいるのだと

改めて感じるものですね。

 

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暖冬の意味に対して対義語はどうなってる?

暖かい冬という意味を持つ暖冬に対して
対義語となってる言葉はというと

 

寒冬(かんとう)

と呼ばれる平年より気温の低い冬が
気象庁において暖冬の対義語だとされています。

 

寒い冬と書いて寒冬になりますから
暖かい冬の暖冬の対義語として丁度いいですね。

 

冬と言えば寒いものですが

寒冬の場合ですと
平均的な寒さを更に下回るという事で

 

暖冬の対義語として使われるのに
納得がいくかと思います。

 

ちなみに冷たい夏と書いて

冷夏

という言葉が存在していて、

 

暖かい冬の暖冬に対して
冷夏が対義語になるようにも見えますが、

間違いですので注意をしてください。

 

 

暖冬の意味まとめ

暖冬の意味については

平均気温が平年より高く暖かい冬

という意味になっています。

 

冬の寒さは本当に
辛いものとなりますので、

できれば暖冬になってくれれば
過ごしやすくなるかと思いますが、

 

果たして今年の冬は
どのようになるか気になるところです。

 

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