夏の空に

入道雲(にゅうどうぐも)

が見える事があると思います。

 

そんな入道雲の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

入道雲の意味や由来

についてまとめてみました。

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入道雲の意味はこうなっていた?

入道雲とは
どのような意味の言葉なのかと言えば

 

発達した雄大積雲や積乱雲の日本での俗称

となっています。

 

積雲とは

晴れた日によく発生する、
綿のような形をした雲のことで

綿雲とも呼ばれている雲です。

 

そして積乱雲とは

何らかの原因によって発生した上昇気流により
積雲から成長して塔や山のように立ち上る巨大な雲

の事を言います。

 

なので、
入道雲とはすなわち

空高くそびえ立つ巨大な雲

を意味する言葉という事なのです。

 

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入道雲の由来はどこから来ている?

そして、

そんな巨大な入道雲になぜ
「入道」という言葉が使われてるのかと言えば

 

入道雲の「入道」というのは元々

仏道(仏教)に入る

という意味を持っていて、

 

そこからお坊さんだけでなく
坊主頭の人のことも入道と呼ぶようになりました。

 

坊主頭の人の事を

たこ入道

と呼ぶ事がありますけども、

 

坊主頭である事から
お坊さんに例えられたという事になります。

 

そして、
お坊さんや坊主頭から派生して

坊主頭の妖怪や
お坊さんの格好をした妖怪の事を

 

入道(にゅうどう)

と呼ぶようになりました。

 

入道の中でも特に

大入道

と呼ばれる妖怪はとても有名で

 

姿は実体の不明瞭な影のようであったり
お坊さんの姿だったりただの巨人だったりと

様々な伝承こそありますし、

 

大きさも2m程だったり
山のように巨大だったりと様々ですが、

 

巨大な妖怪

という事で共通しています。

 

なので、

空高くそびえたつ積乱雲がまるで
大入道のように見えることから

 

入道雲

という名前の由来になっています。

 

もしかしたら、

大入道の伝承も
空高くそびえたつ雲から来ているのかもしれないです。

 

 

入道雲の別の呼び名の由来は?

入道雲には別の呼び方として

 

関東:坂東太郎

関西:但馬太郎,丹波太郎

九州:筑紫太郎,彦太郎

 

等の呼び名も存在していますが、

 

これらの呼び名の由来は

 

坂東太郎なら茨城県坂東市

丹波太郎なら兵庫県丹波市

 

といったように

その地域の空で発生した入道雲が
地名の名前を付けられて呼ばれています。

 

「太郎」と付けられているのは

入道雲の由来と同様に
空高くそびえたつ雲が大男に見えるから

というものになっています。

 

 

入道雲の意味や由来まとめ

入道雲の意味については

発達した雄大積雲や積乱雲の日本での俗称

となっています。

 

昔の人には空高くそびえたつ雲が
大入道に見えた事から

そのような呼び名になったという事ですね。

 

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