豚もおだてりゃ木に登る

ということわざを
耳にした事があると思いますが、

 

豚もおだてりゃ木に登るとは
どんな意味のことわざなのでしょうか?

 

なので今回は

豚もおだてりゃ木に登るの意味

についてまとめてみました。

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豚もおだてりゃ木に登るの意味はどうなる?

豚もおだてりゃ木に登るの意味は
どのようになってるのかと言えば

 

1.能力の低い者でも、おだてられて気分を良くすれば
 能力以上の働きをする事

2.煽てられて調子に乗っている人

 

といった意味を持っています。

 

豚という生き物は
木に登る事が出来ないという認識ですが、

 

そんな豚でもおだててその気にさせたら
本来できないはずの木に登ることだってできる

という意味になっていて

 

そこから転じて、

人をほめてご機嫌をとっておけば
能力以上の働きをする

という意味になったのです。

 

ちなみに豚は

豚に真珠の意味は 猫に小判との違いは?

でも書いていますが、

 

豚というのは聖書においては

「不浄」の動物つまり
「救いがたい愚か者」

という蔑みの意味で使われていますので、

 

能力の低い人の事を豚に例えてるのも
そんな側面が存在するのだと思います。

 

また、

人はおだてて気分がよくなると
能力以上の働きをするという意味ですが

 

逆にいえば

人は褒めてご機嫌を取り気分を良くしなければ
能力以上の働きをしない

と言ってるようにも感じるという意見もあります。

 

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豚もおだてりゃ木に登るの由来とは?

豚もおだてりゃ木に登るは
どこから由来が来てるのかと言えば

 

一部辞書などでは

タイムボカンの脚本家が作ったギャグが由来

と書かれていますが、

 

実際のところは
某毎日新聞の記者が由来について

タイムボカンのメインスタッフの
笹川ひろし氏に尋ねたところ、

 

笹川氏が子供の頃会津若松に住んでいた当時、
町内会の集まりで悪態をつくときにすぐ、

「豚もおだてりゃ木に登る」

という人がいたので
それをタムボカンでも使ったとのこと。

 

だから、

豚もおだてりゃ木に登る

ということわざは
タイムボカンから発症したわけではなく、

 

ごく一部の地域において
使われていたことわざという事です。

 

とはいっても
そんなに大昔からあることわざ

というわけではなくて、

 

昭和20~30年代頃に
作られたという事ですが。

 

 

豚もおだてりゃ木に登るの意味まとめ

豚もおだてりゃ木に登るの意味については

 

1.能力の低い者でも、おだてられて気分を良くすれば
 能力以上の働きをする事

2.煽てられて調子に乗っている人

 

となっています。

 

人は褒められて伸びる人もいますので、

おだてて気分を良くさせることで
能力以上の力を発揮させるというのは

人を使う者の心得を言えるでしょう。

 

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