大山鳴動して鼠一匹
(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)

ということわざを耳にしたと思いますけども、

 

大山鳴動して鼠一匹の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

大山鳴動して鼠一匹の意味

についてをまとめてみました。

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大山鳴動して鼠一匹の意味はこうなってる?

大山鳴動して鼠一匹の意味は
どのようになっているのかと言いますと

 

前ぶれによる騒ぎばかりが大きくて
実際の結果はきわめて小さいこと

という意味になっています。

 

鳴動(めいどう)という言葉は

大きな音をたてて揺れ動くこと、
特に地震のときに起こる土地の震動

という意味が存在していますので、

 

大きな山が大きな音を立てて揺れ動いたから
火山が爆発でもするのかと思っていたら

ねずみが一匹出てきただけだったということで

 

前触れこそ大きかったものの
終わってみれば小さいものだった

という意味の言葉です。

 

ちなみに
大山鳴動して鼠一匹の「大山」は

泰山(たいざん)

と書く場合も存在しており、

 

中国の山東省泰安市に
泰山という標高1,545mの山がありますが、

別に中国から輸入された言葉というわけではなく、

 

明治時代にことわざが日本に入った際に
日本語で「大山」と「泰山」が同じだから

当時の日本人は、単に大きな山を表す「大山」よりも
中国の「泰山」を使う方がかっこいいと考えたと言われてます。

 

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大山鳴動して鼠一匹の由来はどこから?

そして

大山鳴動して鼠一匹の由来は
一体どこからきているのかと言いますと、

 

古代ローマの詩人ホラティウスの言葉が由来で
原文はラテン語だと

 

「Parturiunt montes, nascitur ridiculus mus.
(山々が産気づいて滑稽な鼠が一匹産まれる)」

というものでした。

 

イタリアにはナポリのヴェスヴィウス山、
シチリア島のエトナ山等の火山がありますので

 

それらの山が揺れ動くものだから
火山が爆発するのかと思ってたらねずみが一匹出てきた

ということなのでしょう。

 

 

大山鳴動して鼠一匹の使い方はどうなってる?

大山鳴動して鼠一匹の使い方は
例としては以下のような感じになっています。

 

「待ち合わせ時間に来るのがあまりにも遅くて
なにかあったのかと思ったらただの寝坊で

まさに大山鳴動して鼠一匹というやつだ。」

 

「咳がここ数日止まらなかったので何か大きい病気かと思ったら
ただの風邪で大山鳴動して鼠一匹だった。」

 

「機械が動かなくて故障したと思ってたら
電池が切れただけで大山鳴動して鼠一匹だった」

 

という感じで

大騒ぎをしていた割には
終わってみたら小さいことだったということで

 

大山鳴動して鼠一匹

という言葉が使われているのです。

 

 

大山鳴動して鼠一匹の意味まとめ

大山鳴動して鼠一匹の意味については

前ぶれによる騒ぎばかりが大きくて
実際の結果はきわめて小さいこと

という意味になっています。

 

何か起こったとしても
結果的には小さいことだったというのはあるので

あまり大げさに騒いだりしない方がいいでしょう。

 

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