虎の威を借る狐

ということわざがありますが、

 

虎の威を借る狐には
どんな類語があるのでしょうか?

 

なので今回は

虎の威を借る狐の類語や意味

についてをまとめてみました。

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虎の威を借る狐の意味は?

虎の威を借る狐の意味は

弱い人が強い人の権力に頼って
他人に威張ることです。

 

「威」という言葉には

力で押さえつけて人を恐れさせたり
人を恐れさせ従わせることです。

 

だから

強い人から恐れさせたり
従わせる力を借りて威張る弱い人に

 

虎の威を借る狐

という意味のことわざが使われます。

 

 

虎の威を借る狐の類語は?

虎の威を借る狐の類語には以下のものがあります。

 

 

笠に着る

笠に着るには

権勢のある人に頼んで威張ったり、
自分に保障された権利を利用して威張る

という意味があります。

 

だから、

強い人の権威を借りて威張る意味の
虎の威を借る狐の類語になります。

 

 

人の褌で相撲を取る

人の褌で相撲を取るには

他人の物を利用して自分の利益を得ること

という意味があります。

 

他人の力を利用するという点では
虎の威を借る狐の類語と言えるでしょう。

 

 

便乗する

便乗するには

他の人の乗物に相乗りすること
巧みに機会をとらえて利用すること

という意味があります。

 

虎の威を借る狐も
他の人の権威に乗っかる形で利用してますから、

便乗するも類語だと言えるでしょう。

 

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尻馬に乗る

尻馬に乗るには

他の人が乗っている馬の後ろに乗る

という意味の他に

 

人の言動に同調する

という意味があります。

 

人の言葉を借りているという意味でも
虎の威を借る狐の類語と言えるでしょう。

 

 

後ろ盾

後ろ盾には

陰にあって力を貸し助けることやその人

という意味があります。

 

強い人が弱い人に力を貸したり
助けたりするのですから

虎の威を借る狐の類語と言えるでしょう。

 

 

親の七光り

親の七光りは

権力を持つ親を持った子供が
その恩恵を受けたり利用すること

という意味です。

 

権力を持った親の力を利用するという点では
虎の威を借る狐の類語と言えるでしょう。

 

 

虎の威を借る狐の由来は?

虎の威を借る狐ということわざの由来は
古代中国の書物である

戦国策の中の楚策

に書かれていることから来ています。

 

ある時虎が狐を捕まえましたが

 

「自分は天の神から百獣の長になると言われたから
食べてしまうと天罰が下る

嘘だと思うならついてきなさい」

 

と狐が言いました。

 

そして虎が狐の後をついていくと
他の動物たちは逃げ出したので

虎は狐の話が本当だったと信じるのですが、

 

実は動物達は虎の姿を見て逃げていて
それに虎は気づかなかったのでした。

 

だからこの話になぞられて

弱い人が強い人の力を頼って
威張ることを

 

虎の威を借る狐

と言うようになったのです。

 

 

虎の威を借る狐の類語まとめ

虎の威を借る狐の類語は

 

笠に着る

人の褌で相撲を取る

便乗する

尻馬に乗る

後ろ盾

親の七光り

 

といった他の人の力を
利用する言葉になります。

 

だから、

あまりいい意味で使われることがない
ことわざになります。

 

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