鯉の滝登り(こいのたきのぼり)

という言葉を聞いたことがあると思いますが、

 

鯉の滝登りの意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

鯉の滝登りの意味

についてをまとめてみました。

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鯉の滝登りの意味はこのようになっている?

鯉の滝登りの意味は
一体どのようになってるのかと言いますと

 

1.鯉が滝をのぼること

2.勢いがいいこと

3.人の立身出世すること

 

といった意味が存在しています。

 

鯉が滝を登るということで
そのまんまな意味も存在していますが、

鯉が滝を登るということは
それだけ勢いがあるということなのかもしれません。

 

ちなみに鯉についてはこちらもご参照ください↓

鯉の意味は 由来はどこから来ている?

 

 

鯉の滝登りの由来はどこからきているのか?

それで、

鯉の滝登り

という言葉の意味は
一体どこから由来がきてるのかといえば

 

『後漢書』党錮伝 

と呼ばれる書物に書かれていた

 

中国の黄河上流にある竜門と呼ばれる滝を
登りきれた鯉は天に昇って龍になる

 

という故事が由来となっています。

 

黄河上流にある竜門の滝は急流で
登るのはたやすいことではありませんので、

 

そんな急流を登りきった鯉が
天に昇って龍になったということで

人の立身出世を意味する言葉になったのです。

 

そして、
鯉の滝登りが立身出世を意味することから

江戸時代の初期から
5月5日の端午の節句で立てる絵のぼりに

 

子供の立身出世を祈願する意味で
鯉の滝登りが描かれるようになりました。

 

さらに、

江戸時代の中期になると
庶民が絵のぼりの「鯉の滝登り」をヒントに

 

鯉の形を模した吹流しである

こいのぼり

を開発したのでした。

 

なので、

こいのぼりと鯉の滝登りは
切っても切れない関係だったりするのです。

 

ちなみに鯉の滝登りは

登竜門

とも呼ばれる場合もあります。

 

登竜門の意味についてはこちらも↓

登竜門の意味や由来 使い方はこうなってた?

 

 

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鯉の滝登りの使い方はこうなっている?

それで鯉の滝登りの使い方は
どのようになっているのかといえば

例としては以下のような感じになります。

 

彼は鯉の滝登りのように店長にまで出世していった

鯉の滝登りのように出世できればいいけど
世の中そんなに簡単なことではない

商品のヒットによって鯉の滝登りのように会社が大きくなった

 

 

このように

「鯉の滝登り」という言葉には
立身出世という意味が存在してるので、

 

ビジネスの場において

抜きん出た結果を出すなどして
周りをおさえてどんどん出世していく時

等に対してつかわれる言葉となります。

 

ただ、

気温、人気、物価などに対しては
「鯉の滝登り」という言葉を使うのは間違いです。

 

間違った使い方の例としては

この夏は鯉の滝登りのように気温が上がっていった

という感じですね。

 

 

鯉の滝登りの意味まとめ

鯉の滝登りの意味につきましては

 

1.鯉が滝をのぼること

2.勢いがいいこと

3.人の立身出世すること

 

となっています。

 

鯉が滝を登って龍になることは
人の立身出世という意味になっていますし、

 

子供に将来出世してほしいということで

5月5日のこどもの日には
こいのぼりが飾られるようになってるということです。

 

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