鯉のぼりに使われていたりと
鯉(こい)
は日本人には馴染みの深い魚ですが、
鯉の意味や由来は
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
鯉の意味や由来
についてをまとめてみました。
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鯉の意味はどうなっている?
鯉(こい)と呼ばれる魚は
コイ目コイ科コイ属の淡水魚
となっている魚です。
全長約60cm程の大きさで
長い筒形の体を持っていまして、
長短二対の口ひげがあるのも特徴となります。
比較的流れが緩やかな川や池、
沼、湖、用水路など広く生息していて
食用・観賞用として親しまれています。
その他にも鯉の意味としては
鯉のぼりの鯉
のことを意味してもいますし、
鯉のぼりがこどもの日に立てられることから
男の子の異称
ともなっています。
鯉の滝登りについてはこちらも↓
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鯉の意味は縁起物の場合だと?
そんな鯉は
縁起のいい魚
として扱われていますが、
鯉が縁起のいい魚として扱われる意味は
登竜門の伝説
が1つの由来となってます。
黄河の竜門は流れが急な滝なのですが
そんな竜門を鯉が最後まで登りきると龍になる
という言い伝えが存在しています。
なので、
鯉は滝を登って龍になることから
出世の象徴として扱われているのです。
鯉のぼりをこどもの日に飾るのも
鯉が出世の象徴であることから
男児の出世と健康を願って飾られたこと
が由来になっています。
登竜門についてはこちらも参照ください↓
鯉の意味は縁起物として他にも?
また、
鯉は決して共食いをしない
というのも日本において
縁起物として重宝される理由になってます。
さらに鯉(こい)が恋(こい)と同じ読みなことから
恋愛成就
の意味も持っているとされていますし、
夫婦鯉は家庭円満の意味があり
お互い助け合って生きていくという意味があります。
他にも来い(こい)とも同じ読みであることから
金運上昇
の意味もあるとされています。
なので、
鯉に関連するグッズを持ってれば
恋愛運や金運なども上がるかもしれません。
鯉の由来はどこから来ているのか?
鯉(こい)という名前は
一体どこから由来が来ているのかは
様々な諸説が存在しています。
まず1つが
『日本書紀』に景行天皇が美濃に行った時
ある美女を見初めて求婚したのですが、
彼女は恥らって身を隠してしまいました。
なので景行天皇は池に魚を放して
彼女の関心を引こうとしたところ
それ見にきた彼女とやっと話ができて情が通じました。
この話から魚のことを「恋(コヒ)」と呼ぶようになり
そこから鯉(こい)になったと言われます。
そして他にも由来としては
雄と雌が離れずに泳ぐことから
恋をしている⇒鯉になったという説
鯉の身が肥えているから「肥(コエ)⇒鯉(こい)」になった説
鯉の味が他の魚より良いことから「越(コエ)⇒鯉(こい)」になった説
味が他の魚より良いから「恋い慕うもの」だから説
それぞれ「ク= 黒」+「ヒ= 魚」で「クヒ」が語源となり
「クヒ→ コヒ→ コイ」となった説
エサを欲する時の様子から「乞(コヒ)」となり
「乞(コヒ)⇒鯉(こい)」と変化した説
椎古天皇の頃の冠位十二段が由来で
タイとコイを対の魚として「タイ=大位、コイ=小位」
という意味から付けられている説。
口元に小さなヒゲがあることから
「コヒゲ」の「ゲ」が略されて鯉(こい)になった説。
「小平」の訓読みの「コヒラ」から転じて
姿形を鯛と比較して「コヒラ⇒鯉(こい)」になった説。
等色々とあります。
こうしてみると恋が由来になってるという説が
多いように感じますね。
鯉の由来は漢字の場合だと?
「鯉」という漢字の成り立ちは
「”里”に近い川にいる”魚”」⇒「鯉(こい)」
が由来になってるとされています。
鯉の意味や由来まとめ
鯉の意味や由来については以上となります。
鯉のぼりとしてもお馴染みの鯉は
縁起物としても愛されていますが、
名前の由来が「恋」からきているという諸説が
結構多いなという気もしてきますね。
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