松竹梅といわれるくらい日本では
梅(うめ)
は馴染みが深いですが、
梅の意味は縁起ものでは
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
梅の意味
についてをまとめてみました。
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梅の意味はどうなっているのか?
まず梅の意味についてみてみますが
梅はバラ科サクラ属の落葉高木で
その果実のことを呼ぶ場合もあります。
毎年2月から4月くらいの時期に
白色・淡紅色の5枚の花弁のある
1cm~3cm程の花を葉に先立って咲かせます。
花や樹木自体は観賞用、
実は梅干しなどで食用にされています。
梅の意味は縁起ものだとどうなっている?
そんな日本人に馴染みの深い梅は
松竹梅
なんて言葉が存在するように
縁起ものとして用いられている植物ですが、
梅の意味は縁起ものとしては
どのような意味が存在しているのかといえば
豊かな生活
という意味を持っています。
寒い冬をじっと耐えて、春先に咲き始める梅は
春の訪れを知らせてくれるということで
喜びの象徴
という意味を持っていますし、
そんな寒さに耐えた後に
綺麗な白色・淡紅色の花を春に咲かせる梅は
精錬潔白・節操
という文人の理想を表現しています。
松竹梅の意味についてはこちらも↓
梅の意味は縁起ものだと他にも
梅の意味は縁起ものだと他にも
梅干しにはしわが多くできることから
シワが寄るまで元気に過ごせますように
シワができるまで夫婦が共に歩めますように
といった意味があるとされています。
また、
申年の梅は縁起ものとして
申梅(さるうめ)
とも言われていて、
その由来は
平安時代の村上天皇が在位していた
西暦960年(天徳4年の申年)の時期に
京の都に悪疫が流行って
天皇ご自身も病に倒れられたのです。
しかし、
天皇は梅干と昆布入りのお茶のおかげで
みるみる体調は回復し、
その梅で多くの民も救われました。
そしてその梅干しは申年に収穫された
梅を使って作られたことから
申年の梅は
病気などの病が去る
という意味を込めて重宝されたのです。
さらに言えば
申年の梅は不作になりやすく
きちんと育った梅は貴重なものだから
という理由もあったりします。
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梅の由来はどこから来ているのか?
梅という名前の由来は
どこから来ているのかといえば、
梅は元々中国から平安時代頃に
伝来した植物だとされていて、
「マイ」や「メイ」
という発音がされていたことから日本人には
ムメイ
というように聞こえたので
「ムメイ」という言葉が変化していき
ウメ(梅)
と呼ばれるようになったという話です。
梅の意味は縁起ものだとまとめ
梅の意味は縁起ものの場合ですと
豊かな生活
という意味を持っています。
冬の寒さに耐えて春に
白や紅色の花を咲かせる梅の姿が
つらい時期に耐えて豊かな生活が訪れたこと
を意味しているのだろうと思えますね。
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