見た目が似ているといわれる花の中には
椿
牡丹
が存在していますが、
椿と牡丹の違いとしては
どのようなポイントが存在するのでしょうか?
なので今回は
椿と牡丹の違い
についてをまとめてみました。
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椿と牡丹の違いは開花時期が違う
椿と牡丹の違いとしては
花の開花時期
が存在していまして、
椿の開花時期がおおよそ
12月~4月
となっているのに対して、
牡丹の開花時期は
4月~6月
となっているのです。
椿が冬から春にかけての時期に
開花させるのとは対照的に
牡丹の開花時期は
春から夏にかけてになっています。
ただ椿の中には
11月下旬~2月上旬頃に開花する
寒椿とよばれる品種以外にも
6月初旬~7月上旬頃に開花する
夏椿と呼ばれる品種が存在していますし、
牡丹にしても
春と秋に花を咲かせる
寒牡丹と呼ばれる品種も存在していて、
11月~1月頃に開花します。
椿にしても牡丹にしても
品種改良によって
楽しめる時期が多くなってます。
椿と牡丹の違いは葉の形にもある?
椿と牡丹の違いは
葉の形にも表れていまして
椿の葉は全体的に大きくて
葉の表面は艶があり
葉自体も少し厚みがあるのに対して、
牡丹の葉はといえば
全体に小さく笹の葉に似ていて
葉には艶がなくて厚みがなく薄い
という特徴が存在します。
こうして椿と牡丹の葉の特徴をみると
対照的になっているように思えますね。
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椿と牡丹の違いは香りにもある?
椿と牡丹の違いには
香りの違い
も存在していまして、
一般的に椿は
香りがない
のが特徴となっているのですが、
その一方で牡丹も
香りは弱いと言われていますが
ほのかに香りは存在していて
その香りは
神経を休めてくれるような優しい香り
と言われて
漢方薬としても用いられています。
多少なれど花に香りがあることで
違いがあるのだと感じますね。
椿と牡丹の違いは花の散り方にもある
椿と牡丹の違いとしては
花の散り方
が存在していまして、
椿の花の散り方が
花自体がポロっととれるようにして落ちる
という散り方になってるのに対して
牡丹の散り方については
花弁だけでなく葉もぱらぱらと落ちて茎が残る
という散り方になっています。
そして
椿の散り方は花ごとポロっと落ちることから
江戸時代では武士には
縁起が悪いとして敬遠されていました。
ちなみに椿と山茶花の違いについては
こちらで解説をしています↓
椿と牡丹の違いまとめ
椿と牡丹の違いについては
以上となっています。
こうしてみると椿と牡丹には
結構違いがあるものだと思いますね。
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