テレビ等で

おっかない

という言葉を聞いたと思いますが、

 

「おっかないとは方言なのか?」

「意味や語源はどうなってるのか?」

といったことが気になってないでしょうか?

 

なので今回は

おっかないは方言なのかや意味や由来

についてをまとめてみました。

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おっかないは方言なのか?

まずおっかないは
方言なのかといいますと、

 

東日本の方言

とされていて、

 

中部地方の静岡、長野、山梨、新潟から
関東、東北、北海道等

広く使われている言葉となっています。

 

その一方で西日本の方では
あまり使われない言葉であり、

 

西日本の方では

おっとろし

という言葉が用いられています。

 

まぁテレビ等を通して全国に広まったことで
標準語だと思う人もいるかもしれません。

 

 

おっかないの意味はどうなっているのか?

おっかないの意味は
どのようになっているのかといいますと、

 

恐ろしい、こわい

となっています。

 

西日本で使われている

おっとろし

も「恐ろしい、こわい」という意味なのだと
何となくわかりますし、

 

「恐ろしい」が語源になってるのだと
なんとなく連想しますね。

 

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おっかないの語源はどこからきている?

そしておっかないの語源は
一体どこからきているのかといえば

 

古語の「おほけなし」が変化した

という説が有力となってます。

 

ちなみにおほけなしは

身のほど知らずだ,身分不相応だ,恐れ多い

といった意味があります。

 

そしてそんな「おほけなし」が時代の変化で

「おっけなし」→「おっかなし」

と変化をしていき、

 

現在の形の

おっかない

という言葉に落ち着いたとされています。

 

また
「おほけなし」の意味を分析すると

「おほけ」が恐らく「身分、身の程」の意味で、
「なし」が接尾語と推測されています。

 

そして意味の方も

「身の程知らず」とか「恐れ多い」という意味で
使われていた言葉が、

 

時代の変化とともに

恐ろしい、こわい

という意味になっていったということです。

 

 

おっかないの使い方は?

そしておっかないの使い方は
例としてはこのような感じとなっております。

 

街灯の少ない夜道を一人で歩くのはおっかない

昨日はとてもおっかない夢を見た

あの先生は怒らせるとおっかないらしいぞ

 

という感じで

恐ろしい、こわい

という意味で「おっかない」が
使われているのです。

 

 

おっかないはどこの方言まとめ

おっかないは

東日本

で用いられている方言となっていて、

 

恐ろしい、こわい

といった意味を持っています。

 

それにしても元々は

身のほど知らずだ。身分不相応だ

といった意味を持ってた言葉から
変化したものというのが意外ですね。

 

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