テレビで
~ずら
と方言を言っているキャラクターがいるから
ついつい真似して言いたくなることってあると思います。
そんな
ずらという方言はどこのもので
意味はどうなっているのでしょうか?
なので今回は
ずらという方言はどこので意味はどうなってるのか?
についてまとめてみました。
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ずらという方言はどこのものなのか?
「~ずら」という方言は
どこの地域のものとなっているのかといえば
静岡県、山梨県、愛知県、長野県
といった中部地方の地域で用いられる
東海東山方言となっています。
特に静岡県や山梨県で
多く使われている方言となりますが、
現在ではあまり使われなくなった
古い方言となっていまして、
「~ずら」という方言を使うのは
主に70歳以上のお年寄りの人が多く、
それ以下の人たちはどちらかといえば
「だら」や「ら」
を使うのが一般的となります。
他にも
宮城県等の地域でも
「~ずら」という方言は使われています。
ずらという方言の意味はどうなる?
「~ずら」という方言の意味は
どのようになっているのかといえば
~だろう
~でしょう
といった意味を持つ方言となります。
「~ずら」は
静岡県、山梨県、愛知県、長野県
といった地域で用いられる方言ですが、
いずれの地域においても
~だろう、~でしょう
といった意味で用いられています。
ただ、
宮城での「ずら」という方言は
うそ
という意味で用いられています。
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ずらという方言の使い方は?
「~ずら」という方言の使い方は
基本的に文章の最後に使うのが基本で
例としてはこのような感じです。
今日の天気は雨になるずら
この物語は最後どうなるずらか
彼はきっと今頃食事をしているずら
上記のような感じで文章の最後の方に
「~だろう」、「~でしょう」といういみで
「~ずら」という言葉が使われるのです。
そして
宮城県における「ずら」は「うそ」を意味するので
単体で使うことができる方言となり、
「手抜きをする、ずるをする」という意味の
ずらこがす
「いい加減な人」という意味を持つ
ずらもん
等の言葉が用いられています。
ずらという方言の由来はどこからきている?
ずらという方言の由来は
様々な諸説が存在しているのですが、
まず1つが
平安時代の貴族の言葉で「推測」を意味する
~むずらめ
が由来になってるというもので、
「~むずらめ」が「んずらん」となり
静岡等の地域で
~ずら
となったという説になります。
そしてもう1つの説が
推量を意味する助動詞の「うず」に
同じく推量を意味する助動詞の「らむ」が付き、
うずらむ
という言葉が誕生して
「うずらむ」が「ずらう」と変化し
そこからさらに「ずら」へ変化した
という説です。
ずらという方言はどこので意味はまとめ
「~ずら」という方言は
静岡県、山梨県、愛知県、長野県
といった地域で使われる方言となっており、
~だろう、~でしょう
といった意味を持つ方言になります。
(ただ、
宮城県においては
「うそ」という意味で使われてい足りします。)
なので「~ずら」と使うなら
~だろう、~でしょう
といった意味で言葉の最後の方に
「~ずら」という方言をつけるようにしましょう。
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