正月に飾る鏡餅は
上にみかんを乗せていますけども、

 

鏡餅のみかんには
どのような意味があるのでしょうか?

 

なので今回は

鏡餅のみかんの意味

についてをまとめてみました。

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鏡餅のみかんにはこんな意味が?

鏡餅のみかんには
どのような意味が存在するのかといえば

 

本来は鏡餅の上にはみかんではなく

橙(だいだい)

が飾られていたのです。

 

橙というのはみかんよりも大きめの
柑橘類の果実となっていまして

ビターオレンジ

という別名を持っています。

 

橙という名前を「代々」とかけて

代々繁栄する

と家族が未来永劫代々続いていきますようにと
願いを込めているのです。

 

また、

橙は木から落ちずに大きく実が育つため、
家が大きく栄えるとして縁起が良い果実

とされています。

 

さらに言えば橙は

お菓子の神様と言われている
「田道間守命(たじまもりのみこと)」が

 

第11代垂仁天皇のために、
不老長寿の薬を求めて中国に渡り

持ち帰って天皇に献上したとも言われています。

 

なので橙というのは
縁起のいい果実でもあるのです。

 

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鏡餅にみかんを飾るようになった由来は?

しかし現在では

鏡餅には橙ではなく
みかんを飾るようになっていますけど、

 

鏡餅にみかんを飾るようになった由来は
どこからきているのかといえば

 

橙は柑橘類の中でも大きく、

小さい鏡餅の上に乗せるのは
少々大きめのサイズになってしまいます。

 

なので、

全体的な見栄えのバランスを考えて
橙の代わりにみかんを使われるようになりました。

 

また、

鏡餅のみかんには
葉っぱが付いていることが多いですが、

 

葉っぱが付いているのは

木から落ちずに大きく実が育つ橙に
似せているためとなっています。

 

ちなみにオレンジと橙の違いはこちら↓

オレンジと橙の違いは 色や果実でこうなる?

 

 

鏡餅の由来はこのようになってる?

そして鏡餅の由来は
どのようになっているのかといえば

 

鏡餅に「鏡」とついているのは
昔の鏡にたとえているからで

昔の鏡は銅鏡と呼ばれる
青銅製で円形の鏡となっていました。

 

そして古来では

鏡の中に神様が宿る

と言われていましたので、

 

鏡に見立てた鏡餅を
正月に飾るようになったのです。

 

そして、
鏡餅を重ねて飾るのは

穏やかに年を重ねる

という意味が存在してる他に、

 

大小のお餅で太陽と月を表現している

という説も存在しています。

 

 

鏡餅のみかんの意味や由来まとめ

鏡餅のみかんは元々

橙の代用

として使われていたもので、

 

橙を使っていたのは

代々繁栄する

ということに掛け合わせたからです。

 

それにしても、

元々橙が鏡餅に使われてたのは
なんだか意外なように思いますし、

 

鏡餅の上に乗せていたのは

語呂合わせをして縁起を担いでいたから
なんだなと思いますね。

 

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