ことわざとして

虻蜂取らず(あぶはちとらず)

というのを
聞いたことがあるかと思います。

 

そんな虻蜂取らずとは
どのような意味をもった言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

虻蜂取らずの意味

についてまとめてみました。

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虻蜂取らずとはどんな意味なのか?

虻蜂取らずの意味は
どうなってるのかといいますと、

 

1.2つの物を同時に取ろうとして失敗すること

2.欲を出しすぎると失敗すること

3.方針を曖昧にしていると失敗すること

 

といった意味になります。

 

虻も蜂も取ろうとして
2匹同時に狙っていたけど、

どちらも取ることができなかった

 

というのと同じように、

欲を出して
2つの物を同時に得ようとしても

中途半端な感じになって
どっちも得ることができなかった

ということです。

 

似たようなことわざとして

二兎を追うものは一兎をも得ず

ということわざも存在しています。

 

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虻蜂取らずの意味はどこが由来となってる?

虻蜂取らずということわざは

虻と蜂を取ろうとして
どちらにも逃げられてしまった

ということから

 

2つの物を同時に取ろうとして失敗すること

という意味になりますが、

 

虻と蜂を一緒に取ろうとするなんて
あんまり考えられる状況ではないです。

 

それで、

虻蜂取らずの由来は
どこから来たのか調べてみたところ、

 

クモの巣を張ったクモが虻がかかったのを見て
取りに行こうとしたところ、

蜂もクモの巣にかかったので虻を放っておいて蜂を取りに行く。

すると、虻が逃げようとするので
また虻の方に行くと蜂が逃げようとする。

あちこちしてるうちに、虻にも蜂にも逃げられてしまい、
結局どちらもとれなくなってしまった

 

といった感じで、

クモが巣にかかった虻と蜂を取ろうとして
どちらにも逃げられてしまった

ということから来てます。

 

人間だったら

虻も蜂も危ないので
捕まえようとか思わないですが、

 

クモだったら
虻も蜂も捕まえておかしくないです。

 

そして、

虻と蜂が逃げようとしたから
どっちを捕まえようか迷っていたら

どちらにも逃げられてしまった

というのを見ていると、

 

どちらか1つに絞って
捕まえにいっていた場合、

 

少なくとも

虻か蜂のどちらかは
とることができていたのではないか?

という風に思います。

 

要するに

欲張って中途半端になるのはいけない

という意味にもなるわけです。

 

 

虻蜂取らずの意味まとめ

虻蜂取らずの意味は

 

1.2つの物を同時に取ろうとして失敗すること

2.欲を出しすぎると失敗すること

3.方針を曖昧にしていると失敗すること

 

となっています。

 

ですので、

中途半端なことにならないように
何かを得ようとする場合には

 

あれもこれもと欲張らずに
1つに絞った方がいいでしょう。

 

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