そうめんには
黒帯のものと赤帯のものがありますが、

 

そうめんの黒帯と赤帯の違いは
どのようになってるのでしょうか?

 

なので今回は

そうめんの黒帯と赤帯の違い

についてをまとめていました。

スポンサードリンク

 

 

そうめんの黒帯と赤帯の違いは?

そうめんの黒帯と赤帯の違いは

手延べそうめんでは生産量全国一の
揖保乃糸(いぼのいと)によって

 

麺の上級さ

によって違いが分けられているのです。

 

 

 

そうめんの黒帯

まずそうめんの黒帯は

特級品

と呼ばれる種類の麺で

 

上質の原料小麦粉を使用して
12月〜翌年2月の厳寒期に製造されます。

 

そして黒帯の特級品は

製造は組合が選抜指定した
熟練製造者に限定されている等、

 

素材や製造時期だけでなく
製造者に至るまでこだわり抜いています。

 

 

そうめんの赤帯

そしてそうめんの赤帯は

上級品

と呼ばれるもので、
全生産量の約80%を占めています。

 

とはいえ
伝統製法により製品になるまでに

 

熟成と延ばしを繰り返して
11工程を経て造り上げるので

こだわり抜いてる麺でもあるのです。

 

 

なのでそうめんの黒帯と赤帯の違いは

黒が特級品で赤が上級品

ということになります。

 

ちなみに揖保乃糸のそうめんの麺は現在は

三神(黒帯) → 特級(黒帯) → 縒つむぎ(紫帯) →
播州小麦(緑帯) → 熟成面(金帯) → 上級(赤帯) → 太づくり(赤紫帯)

の順番でランク付けがされていて、

 

赤帯の上級は
割と低いランクの麺となっています。

 

上級というから

高いランクの麺なのかと思っていたら
低い方なのは正直驚きでしたし、

 

上記の通り赤帯の麺も
こだわりを持って製造されていますから、

 

低いランクであっても
上級となっているのかもしれないですね。

 

スポンサードリンク

 

そうめんの黒帯と赤帯の違いは他にも?

そうめんの黒帯と赤帯の違いには
ランク以外にも存在しています。

 

 

そうめんの黒帯(特級品)

太さ/0.65〜0.70mm

麺の長さ/19cm

一束の本数/約480本

重量/50g

製造時期/12月〜翌2月

 

 

そうめんの赤帯(上級品)

太さ/0.70〜0.90mm

麺の長さ/19cm

一束の本数/約400本

重量/50g

製造時期/10月〜翌4月

 

 

なのでそうめんの黒帯よりも赤帯の方が

麺が太い

という特徴がありますし、

 

一束当たりの量は
黒帯の方が多かったりします。

 

 

そうめんの黒帯と赤帯の違いまとめ

そうめんの黒帯と赤帯の違いは

 

黒帯:特級品

赤帯:上級品

 

となっています。

 

そして特級品の黒帯の方が
上級品の赤帯よりもランクは上なのですが、

 

11工程を経て造り上げてるからなのか
ランクの低い赤帯でも上級品と呼ばれてます。

 

スポンサードリンク