10月末くらいに

万聖節(ばんせいせつ)

という日を耳にすると思いますが、

 

万聖節とは
どんな意味がある日なのでしょうか?

 

なので今回は

万聖節とはどんな意味の日?

についてまとめてみました。

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万聖節とはどんな意味がある日なのか?

それで万聖節とは
どのような日なのかと言いますと、

 

毎年11月1日に行われる
キリスト教においてすべての聖人を記念する祝日

となっています。

 

(そしてカトリック教会では

諸聖人の祝日

とも呼ばれています。)

 

すべてつまり「万人」の「聖人」を祝う
という事で万聖節という意味になります。

 

元々東方教会では

4世紀から聖霊降臨祭の後の
最初の日曜日に

すべての殉教者を祭る習慣がありましたが、

 

西方教会だと

ボニファチウス4世が
609年5月13日にローマのパンテオンを

キリスト教の聖堂変えた日から
全殉教者の祝日としました。

 

ですが、

837年にグレゴリウス4世が
殉教者を祭る祝日を認めたことで

11月1日を万聖節と定めました。

 

そんな感じで
定められた万聖節ですが、

 

現在では

カトリック教会とイギリス国教会
くらいでしか祝われていません。

 

確かに私も万聖節という言葉を見て
実際に調べるまでは

そんな祝日があったとは
つゆ知らずという感じでしたので、

 

祝ってるところが少ないという事で
何となく納得がいくような気がします。

 

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万聖節とはハロウィンの翌日だった?

万聖節が行われる11月1日の
前日である10月31日は

ハロウ・イブ(Hallow Eve)

と呼ばれる日でした。

 

(万聖節はハロウマスと呼ばれていて
その前日という事でハロウ・イブです。)

 

そして、

アイルランドの先住民である
ケルト族にとっては

 

10月31日が年の終わり

とされていて、

 

ハロウ・イブの夜には

霊が家族のもとへ尋ねに来たり
精霊や魔女が来ると言われてる事から

 

精霊たちを祭る夜

となっていました。

 

ですが19世紀頃に
移民によってアメリカ合衆国に持ち込まれた

ハロウ・イブ

という言葉がなまった事によって

 

ハロウィン(Halloween)

という言葉に変化しました。

 

霊が訪れるとか
もろにハロウィンの風習ですからね。

 

ですが、

アメリカ国内においては
カトリック信徒が少ないという事もあり、

 

万聖節がアメリカで祝われることはなく
ハロウィンだけが盛大に祝われるようになりました。

 

しかし、

現在でもイギリスやカトリック諸国では
万聖節が祝われていて、

 

ポーランドでは

サドゥスキーという
ろうそくを持って墓参りをする習慣がありますし、

 

ポルトガルやフランスでは
故人に花を捧げる習慣があります。

 

 

万聖節とはどんな意味の日まとめ

万聖節とはどんな意味の日かは以上です。

 

日本においても
主にハロウィンが話題になってますが、

元々は万聖節の前日としての
意味合いがある日となってますので、

 

万聖節についても
忘れてはいけないなと思いますね。

 

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