雛祭りで飾られる雛人形として
お内裏様(おだいりさま)
という名前が存在しますけども、
お内裏様の内裏の意味は
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
内裏の意味はどこから
についてまとめてみました。
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内裏の意味はどうなっているのか?
それで内裏にはどんな意味があるかといえば
1.天皇の住居、皇居
2.天皇
といった意味が存在しています。
内裏というのは元々は
古代都城の宮城つまり天皇の住居における
天皇の私的区域のことで
平安京の場合ですと
平安京の宮城こと大内裏においては
大内裏の内部の中央北端やや東寄りに
南北約300m、東西約200mの内裏が存在した
とされています。
そして
そんな大内裏の中にある内裏は中でも
天皇の私的な在所だったということです。
ちなみに平安京における内裏は現在でいうと
京都市上京区下立売通土屋町の付近
だったとされています。
そして天皇の住居であることから転じて
内裏に住んでいる天皇その人のことも
内裏
と呼ぶようになったのです。
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内裏の意味はお雛様の場合だと?
そして内裏といえば雛人形でも
お内裏様
という言葉が使われていますが、
お内裏様の意味は
雛人形だとどうなっているのかといえば
天皇・皇后に姿を似せた
最上段に飾られる男女一対の雛人形
のことを言います。
つまり、
雛人形として飾られる
男雛と女雛のことをお内裏様と呼んでるのです。
よく男の雛人形のみを「お内裏様」とよび
女の雛人形のことを「お雛様」と呼びますが、
これは間違いだったりします。
内裏は先程も解説をしましたように
天皇の私的区域の名称のことであり
内裏の中には
紫宸殿(ししんでん)と呼ばれる
元服や立太子などの儀式が行われていた場所があり、
紫宸殿においては
天皇と皇后の結婚の儀が行われてました。
なのでお内裏様こと男雛と女雛は
天皇と皇后の婚礼を模して作られた
ということなのです。
ちなみに天皇と皇后の婚礼を模して
お内裏様が作られた背景としては
天皇夫婦のような幸せな結婚をしてほしい
いいところの人と結婚してほしい
といった親の願いが込められているとされます。
ちなみに雛人形の由来についてはこちら↓
そしてそれ以外のひな人形についてはこちら
内裏の意味まとめ
内裏の意味につきましては
1.天皇の住居、皇居
2.天皇
といった意味が存在しており、
雛人形のお内裏様というのは
そんな天皇と皇后の婚礼を
模して作られた人形だったのでした。
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