2019年5月1日からの新元号が
令和(れいわ)
ということが決定したけども、
「 #令和 」は万葉集の梅の花の歌32首の序文にある「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす」から引用しました。 #新元号https://t.co/MP1gl1P7xI
— 毎日新聞 (@mainichi) 2019年4月1日
令和の意味や由来は
一体どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
令和の意味や由来
についてをまとめてみました。
スポンサードリンク
令和の意味はどのようになっているのか?
それで「令和」という元号は
どのような意味を込めてつけられたのかと言えば
人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ
という意味が込められています。
「令」という言葉は「令月」からきていて、
令月の意味はと言えば
1.何事をするにもよい月。めでたい月
2.陰暦2月の異称
となっています。
そして、
「和」の部分は「和ぐ(なぐ)」からきていて
「和ぐ」の意味はと言えば
1.風がやんで波が静かになる。風や波がおさまる
2.心が静まる。穏やかになる
という意味になります。
なので
上記の2つの文字が用いられている「令和」とは
気持が穏やかになるということで
人々が美しく心を寄せ合っていき
文化が生まれ育つのによい時代
ということになるのかもしれませんね。
ちなみに
「令和」より前の元号の意味だと
昭和の意味は
国民の平和と世界の共存繁栄を願う
となっていますし、
平成の意味についても
天地、内外ともに平和が達成される
となっていることから、
平和に関連する意味が
元号として使われていることから、
令和も同様に平和を意味する元号ですが、
どことなく「令和」という言葉には
平和が達成された平成から
平和な時代が続いているという意味にも思えますね。
スポンサードリンク
令和の由来はどのようになっている?
それで「令和」という新元号の由来は
一体どこからきているのかと言えば
万葉集の梅の花 三十二首の
初春の令月(れいげつ)にして、
氣淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、
梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披き、
蘭は珮後(はいご)の香を薫(かおら)す。
が由来となっています。
これまでの元号の由来だと
昭和が「書経」という中国古代の歴史書の
百姓昭明、協和万邦
という記述が由来となっていますし、
平成の由来が
「書経」の偽古文尚書・大禹謨の
地平天成(地平かに天成る)
そして「史記」の
内平外成(内平かに外成る)
の2つが由来となっているなど、
基本的に「書経」から引用されて
元号が付けられていたのですが、
万葉集から付けられたというのは
令和が初めてとなっています。
万葉集からの引用なのは
万葉集が日本に現存する最古の和歌集で
天皇、貴族から下級官人、防人等の
様々な身分の人が詠んだ歌を集めたものだから、
長い伝統を象徴する国書ということで
引用したということです。
確かに日本最古の和歌集である万葉集は
日本で生まれ育った文化だと言えますし、
そんな万葉集から元号が付けられるのも
何となく理解できると思いますね。
令和の意味や由来まとめ
令和の意味につきましては
人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ
となっていますし
由来については
万葉集の梅の花から
となっています。
まさに平和の時代がこれからも続き
文化を育んででいくようにという
願いを込めた元号だと感じますね。
スポンサードリンク