スキーのジャンプ競技がテレビで中継されたときに

K点越え

という言葉を耳にしますが、

 

スキーのジャンプ競技におけるK点とは
どのような意味を持っているのでしょうか?

 

なので今回は

K点とはどんな意味なのか?

についてまとめてみました。

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K点とは意味はどうなっている?

K点(ケイてん)とはどんな意味かといえば

スキーのジャンプ競技における
ジャンプ台の建築基準点

のことであり、

 

何メートルまで飛行可能な
設計をしているジャンプ台であるか

というのを示しています。

 

ちなみにK点の由来は

ドイツ語で建築基準点を意味する
Konstruktionspunkt

からとなっています。

 

そしてK点として
ジャンプ台の建築基準点を設定して

どんな意味があるのかといえば

 

 

K点は、ジャンプ台の着地斜面の下部に位置し赤い線が引かれており、
この位置を境にして着地滑走路の傾斜曲率が変わる。

2005年現在の採点法ではK点を飛距離の基準とし、
K点に着地した飛躍に対し60点が与えられる。

着地地点がK点に達しなかった場合は減点され、超えた場合は加算される。

減加算される点数は、ジャンプ台の規模により異なるが、
一般的にノーマルヒルでは2.0点/m、ラージヒルでは1.8点/mである。

着地区域の開始点はP点(独: Punkt, 英: P-point)と呼び、青い線が引かれている

 

 

とありますように

 

何メートルまで飛行可能な
設計をしているジャンプ台なのか

を意味するK点を基準と考えて

 

K点に着地した=60点

K点を超える=60点にプラスされる

K点を超えられない=60点からマイナスされる

 

といった感じで点数が増減することから

 

K点というのは飛距離によって得点が増減する
基準という意味合いが強く、

 

K点越えというのも

基準を上回る

という意味が存在しているわけです。

 

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K点の意味は昔は違っていた?

K点は現在だと

建築基準点

という意味で用いられていますけども、

 

元々K点というのは

これ以上飛んでは危険だとされる極限点

を意味していました。

 

ですが、

飛行スタイルやスーツなど用具の改良で
遠くへ飛ぶための技術が発達したことで

K点越えジャンプが可能となり、

 

それに伴って

着地をより安全なものとするため
ジャンプ競技場は大会ごとに大型化していったので

 

かつてK点と呼ばれた「極限点」は

ヒルサイズ

という名称に変更されて、

 

現在でいう建築基準点のK点から
遠くの距離におかれるようになりました。

 

 

ちなみに

選手がヒルサイズを超える飛行をすると、
危険のため競技の続行について審議されます。

 

 

K点とはどんな意味まとめ

K点とはどのような意味があるのかは

スキーのジャンプ競技における
ジャンプ台の建築基準点

となっています。

 

それにしても

ジャンプ技術が発達するとともに
名称も変わっていくのだなと思いますね。

 

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