猪鹿蝶(いのしかちょう)

という言葉を
聞いたことがあると思いますが、

 

猪鹿蝶の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

猪鹿蝶の意味

についてをまとめてみました。

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猪鹿蝶の意味はこのようになっている?

猪鹿蝶の意味はどのようになってるかといえば

 

猪鹿蝶というのは花札の出来役の一つで

猪、鹿、蝶が描かれた
萩、紅葉、牡丹の10点札3枚を揃えた役です。

 

萩、紅葉、牡丹の札にはそれぞれ

 

萩(はぎ)=猪

紅葉(もみじ)=鹿

牡丹(ぼたん)=蝶

 

の絵が描かれていますので

 

上記の3枚の札を揃えて
猪鹿蝶ということになるのです。

 

なので

猪鹿蝶というのはあくまでも
花札の役として使われる言葉であり、

 

猪鹿蝶という言葉自体には
特にこれという意味があるわけではないのです。

 

どうでもいいですが、
猪の肉は牡丹と呼ばれていますが

 

花札で牡丹と共に描かれてるのは
猪ではなく蝶というのが

なんとも不思議なように思えますね。

 

(猪についてはこちらも参照ください↓

猪の意味は 由来はどこから来ている?)

 

 

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猪鹿蝶の意味は花札の役としては?

猪鹿蝶は花札の役としては
どのような意味があるのかといいますと、

 

そもそも花札というか
花札を使った遊びの一種として

こいこい

と呼ばれるものが存在していまして

 

こいこいというのは

札を組み合わせて「役」を作って得点を競う
ポーカーに似た遊びとなります。

 

そしてルールは大まかに

 

 

1.競技を始める前に、最初の親と子を決定する。2人で札を引き、札種の月が早い札を引いた者が親、もう一方が子となる。

2.場に8枚、手札が親子それぞれ8枚となるように札を配り、残りは山札として伏せておく。

3.競技者は、親から交互に次の行動を繰り返す。

1.手札から1枚取り出して場に出す。この時、同じ札種(同じ月、植物)の札が場札にあれば、2枚は自分が獲得した札となり、自分の脇に置く。なければ場札に加えられる。

2.山札をめくって場に出す。同様に、めくった山札と同じ札種の札が場札にあれば、2枚は自分が獲得した札となり、自分の脇に置く。なければ場札に加えられる。

4.自分の番が終了した時点で獲得した札によって役が成立していれば、競技を継続するかしないかを決めなければならない。競技を継続する場合の呼称が「こい」(または「こいこい」)であり、この競技の名称にもなっている。

5.競技を止めた場合、止めた者に成立した役によって得点が入る。もう一方の者は、自分に役が成立しているかいないかに関わらず0点となる。

6.一つの競技が終わったら札を混ぜて札を配り直し、次の競技を始める。最終的な勝敗が決まるまでこれを繰り返す。親と子については、前の競技で得点を挙げた者を親とする方法と、前の競技の結果に関係なく親と子を交互に繰り返す方法がある。

 

 

 

となっていて
上記のルールに沿って得点を競い合うのです。

 

そんなこいこいの中で猪鹿蝶というのは

他の10点が1枚ふえるごとに1点プラス

という役になっていまして、

 

出来役としてはおおむね中堅どころくらいで

覚えやすい上にそこそこの得点が狙えることから
花札の役の中でも知名度の高い役なのです。

 

 

猪鹿蝶の意味まとめ

猪鹿蝶の意味については以上です。

 

花札はよく知らなくても
猪鹿蝶は知ってるという人もいますが、

 

それは猪鹿蝶が花札の中でも
覚えやすくて知名度が高いからなのですね。

 

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