七草

という言葉が存在しますが、

 

七草の読み方や意味は
どうなっているのでしょうか?

 

なので今回は

七草の読み方や意味

についてをまとめてみました。

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七草の読み方は?

七草の読み方は

七草(ななくさ)

ですが、

 

他にも

七草(なゝくさ)

と読む場合もあります。

 

「ゝ」は踊り字と呼ばれる

日本語の表記で使用される
特殊記号で、

 

「ゝ」は同じひらがなを
繰り返すときに使用されます。

 

ちなみに七草と書いて

さえぐさ

という読み方もあると思いがちですが、

 

「さえぐさ」という読み方が使用されるのは

 

三枝

佐枝

七種

 

といった漢字表記になります。

 

「七草」は「七種」と書く場合もあるので
それが混合されてしまって

「七草」と書いて「さえぐさ」と読む

と勘違いされてしまったのかもしれないです。

 

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七草の意味は?

七草にはどのような意味があるかと言えば

 

1.7種類、なないろ、色々

2.春の七草

3.秋の七草

4.七種の節句の略

 

といった意味があります。

 

このうち有名なのが春の七草で

 

芹(せり)

薺(なずな)

御形(ごぎょう)

蘩蔞(はこべ)

仏座(ほとけのざ)

菘(すずな)

蘿蔔(すずしろ)

 

の七種類の野草・野菜を

正月7日の朝に粥の中に入れて
食べる風習があり、

 

正月7日は

七種の節句(人日の節句)

とも呼ばれています。

 

ちなみに

七種の野草・野菜が入った粥を
正月7日に食べる風習は

中国から伝わってきたもので

 

邪気を追い払って
一年の無病息災を願うために

食べられていたのでした。

 

端午の節句と呼ばれるこどもの日も

男子の健康を祈願して
菖蒲湯に入るなどして邪気を払う

という意味がありましたから、

 

節句の時期には
邪気が発生しやすいのかもしれません。

 

そして秋の七草は

万葉集8巻に収められた
山上憶良(やまのうえのおくら)の歌の中に出る

 

萩の花(はぎのはな)

尾花(おばな)

葛(くず)

撫子(なでしこ)

女郎花(おみなえし)

藤袴(ふじばかま)

桔梗(ききょう)

 

の七種類で、

こちらは春の七草と違って
観賞して楽しむものとして数えられてます。

 

そして

桔梗は「朝顔」だという説もありますが
現在では桔梗が定説となっています。

 

 

七草の読み方や意味まとめ

七草の読み方は

七草(ななくさ)

が基本ですが、

 

他にも

七草(なゝくさ)

と読む場合もあります。

 

そして七草は

 

1.7種類、なないろ、色々

2.春の七草

3.秋の七草

4.七種の節句の略

 

といった意味があり、

 

基本的には春の七草とか
春の七草を粥の中に入れて食べる

七種の節句(人事の節句)

を意味していますが、

 

秋にも鑑賞を楽しむための
秋の七草が存在しています。

 

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