残暑」という言葉が存在していますが、残暑には対義語が存在するのか気になってると思います。

 

なのでこの記事は、「残暑の対義語は何か?」についてまとめてみました。

 

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残暑の対義語とは?

「残暑」の対義語となってる言葉として、以下のような言葉が存在しています。

 

 

余寒

「余寒(よかん)」という言葉には、このような意味が存在しています。

 

・立春を過ぎた後にまだ寒さが残っている様子

 

旧暦においては、「立春」の時期を迎えると暦の上では春になるとされていました。

 

しかし「立春」の時期は現在で言う2月上旬頃なので、まだ寒さが残ってる時期です。

 

そのため、暦のうえでは春になってるけどまだ寒さが余ってるという意味で、余寒という言葉が使用されています。

 

「残暑」という言葉についても、「暦のうえでは秋になったけどまだ暑さが残ってる」という意味が存在してます。

 

なので「残暑」の対義語となる言葉として、「余寒」という言葉が使用されているのです。

 

それにしても、「残暑」は「暑さが残る」と書きますが、「余寒」は「寒さが余る」となっているのにはどういう理由があるのか気になります。

 

余寒についてはこちらも↓

余寒の読み方は 意味はこうなる?

 

 

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残寒

「残寒」という言葉にも、「暦のうえでは立春を過ぎて春になったけど、まだ寒さが残ってる」という意味が存在してます。

 

なので「残暑」の対義語として、「残寒」という言葉もあるのです。

 

ちなみに「残寒」よりも「余寒」の方が、残暑の対義語として一般的に使用されている言葉なので、残暑の対義語として使用する場合は「余寒」の方がいいかもしれません。

 

ただ「残暑」に対して「残寒」の方が対義語として良さそうだと思うのですが、「余寒」の方が語呂がいいのかもしれないです。

 

「余暑」という言葉も一応あるのですが、一般的に使用されない辺り語呂があまりよろしくないのもあと考えられます。

 

 

向暑

「向暑(こうしょ)」という言葉には、「暑い季節に向かっていく」という意味が存在しています。

 

「残暑」が「暦のうえでは秋になったけどまだ暑さが残っている状態」を意味しているので、それに対して「暑さを感じられるようになって夏に近づいてる」という意味の向暑は対義語になると考えられるでしょう。

 

向暑についてはこちらも↓

向暑の折の意味は いつからいつまで使う?

 

 

残暑の類義語とは何?

残暑の類義語として、このような言葉が存在しています。

 

 

余炎

「余炎(よえん)」という言葉には、このような意味がありました。

 

1.消え残りの炎

2.夏の終わり頃の暑さ

 

現在だと夏の終わり頃は8月ですが、旧暦で立秋が始まる時期は8月上旬頃です。

 

そのため、「余炎」は「残暑」の類義語という事になります。

 

 

秋暑

「秋暑(しゅうしょ)」という言葉には、このような意味があります。

 

立秋を過ぎた時期の暑さ

 

暦のうえでは秋となる立秋を過ぎた後の暑さという意味では、「秋暑」は「立秋」の類義語と言えるでしょう。

 

 

残炎

「残炎/残焔(ざんえん)」には、こんな意味が存在してます。

 

1.消え残っている炎

2.秋になっても暑さが残ってる事

 

秋になっても暑さが残ってるという点では、「「残炎/残焔」は「残暑」の類義語と言えるでしょう。

 

 

残暑の対義語まとめ

残暑の対義語として使用されてる言葉は、下記の言葉がありました。

 

1.余寒

2.残寒

3.向暑

 

そして残暑の対義語としては「余寒」が一般的に使用されています。

 

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