五月闇

という漢字を
最近見た事があると思いますが、

 

五月闇の意味や読み方等は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回

五月闇の意味や読み方

についてまとめてみました。

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五月闇の読み方はどうなっている?

五月闇の読み方は
どのようになっているのかといえば

 

五月闇(さつきやみ)

となっています。

 

五月には別名として

「さつき」

という読み方が存在していますので

 

五月の闇と書いて「さつきやみ」
という風に読むのです。

 

 

五月闇の意味はこうなっている?

それで五月闇とは
どのような意味になってるのかと言えば

 

梅雨が降るころの夜の暗さ

五月雨の降るころの厚い雲に覆われた暗さ

 

という意味が存在しています。

 

(五月雨の意味についてはこちら↓

五月雨の意味は 由来はどこから?)

 

梅雨になると長い期間
雨が降るシーズンに突入しますので、

空が雨雲によって覆われてしまいます。

 

なので、

そんな梅雨のシーズンの
曇りによる空の暗さを闇にたとえたのが

 

五月闇

という言葉になるのです。

 

ちなみに五月闇という言葉は
昼と夜のどちらにも使えるだけでなく

雨が降っても雨が降らなくても
空が曇って暗ければ使う事が出来ます。

 

ただ、

梅雨のシーズンの夜の空は
分厚い雲によって月や星が見えなくなり、

普段と比べて暗い空になりますので、

 

五月闇という言葉は個人的に
梅雨の夜が似合っているようにも思えてきます。

 

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五月闇は季語としていつ頃使われるのか?

それで五月闇は季語として
いつ頃使われるものなのかと言えば

 

夏(初夏)

の季語とされています。

 

五月闇に使われてる「五月」は
旧暦5月の事を意味しており、

 

旧暦5月は現在の暦である新暦だと

6月頃

となっています。

 

また、
旧暦だと夏にあたる時期は

4月,5月,6月

とされていて、

 

夏をさらに小分けして

初夏,仲夏,晩夏

として表していました。

 

なので
5月は夏のちょうど真ん中となるので

夏(仲夏)の季語

という事になるのです。

 

ちなみに旧暦の夏は現在で言うと

 

旧暦4月(初夏):5月頃

旧暦5月(仲夏):6月頃

旧暦6月(晩夏):7月頃

 

となっていて
現在と夏の時期が1ヶ月程ずれてます。

 

なので、

五月闇という言葉も
旧暦5月が現在の6月頃だから

 

梅雨の時期の曇り空での暗さ

を表す言葉となってるのです。

 

 

五月闇の意味まとめ

五月闇の意味については

 

梅雨が降るころの夜の暗さ

五月雨の降るころの厚い雲に覆われた暗さ

 

となっています。

 

特に梅雨の雨雲による空模様で
夜がさらに暗くなってしまいますので、

梅雨の夜道には注意をしたいところですね。

 

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