冴返る(さえかえる)
という言葉を
最近目にしたと思いますが、
冴返るとは
どんな意味があるのでしょうか?
なので今回は
冴返るの意味
についてまとめてみました。
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冴返るの意味はどうなってるのか?
冴返るの意味は
どのようになってるのかと言いますと、
1.暖かくなり始めた時期に寒さがまた戻ってくること
2.光・音・色などが澄み切って鮮やかなこと
3.頭の働きが非常によくなること
4.いったん衰えたものが、また盛んになること
といった意味があります。
季節の言葉として冴返るを用いる場合ですと
暖かくなり始めたと思ったら
また寒さがぶり返してくること
という意味で使われますね。
ちなみに冴返るにも使われてる
「冴える」という言葉の意味は
1.寒さが厳しくなること、しんしんと冷え込むこと
2.くっきりと澄んではっきりと見えること
3.音に濁りが無くて鮮明なこと
4.色が鮮やかであること
5.頭の働きや体の調子がはっきりすること
といった意味があり、
季節の言葉として冴えるを使う場合ですと
1.寒さが厳しくなること、しんしんと冷え込むこと
といった意味でつかわれますので、
冴返るつまり、
厳しい寒さが返ってくるという事で
暖かくなり始めたと思ったら
寒さがまた戻ってくること
という意味でつかわれるのです。
そして「冴える」という言葉も元々
真冬の澄み切った空気の中での
寒さを意味する言葉なのです。
そして「冴える」には
光・音・色が澄んだり鮮明になること
という意味が存在しますので、
光・音・色などが澄み切って鮮やかなこと
という意味でも
冴返るという言葉が使われるようになりました。
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冴返るは季語としていつ使うのか?
冴返るとは季語となってるのですが
いつ頃使うのかと言いますと、
冴返るとは
春の季語
だとされている言葉です。
ただ春と言っても
現在で言うところの2月の言葉であり、
寒明の意味は いつ頃の言葉なの?
という記事でも解説してますが、
旧暦では2月4日頃は
立春(りっしゅん)
と呼ばれる日となっていて、
冬の寒さがピークを迎えて
段々と暖かくなっていくという事から
春が始まる日
とされていました。
なので、
立春を迎えて暦の上では春を迎えて
段々と暖かくなってきたと思ったら
また冬の寒さが返ってきた
という意味で
冴返る
という言葉が使われるのです。
2月も冬の寒さが
少し和らいできたかと思ったら
また寒くなる事がありますので、
そんな不安定な2月を
表した意味の言葉となっていますね。
冴返るの意味まとめ
冴返るの意味については
1.暖かくなり始めた時期に寒さがまた戻ってくること
2.光・音・色などが澄み切って鮮やかなこと
3.頭の働きが非常によくなること
4.いったん衰えたものが、また盛んになること
といった意味になっています。
ですので、
少し暖かくなったからと言って
油断をしないよう気をつけておきましょう。
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