一陽来復(いちようらいふく)

という言葉を
最近目にしたと思いますが、

 

一陽来復とは
どのような意味の言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

一陽来復とはどんな意味か

についてまとめてみました。

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一陽来復とはどんな意味の言葉なの?

それで一陽来復とは
どのような意味があるのかと言いますと、

 

1.陰暦11月、または、冬至

2.冬が終わって春が来ること、新年が来ること

3.悪い事が続いた後、幸運に向かっていくこと

 

という意味があります。

 

ちなみに陰暦11月というのは
現在の新暦で言うところの

11月下旬から1月上旬

の時期の事になります。

 

そして冬至は現在で言うところの

12月22日頃

となっていますので、

 

陰暦11月中に冬至の日が来る

という事になります。

 

 

一陽来復とはどんな由来が存在するのか?

一陽来復とは

陰暦の11月や冬至

を表す意味になっていますが、

 

陰暦の11月や冬至を
一陽来復と呼ぶのかと言いますと、

 

陰暦10月は陰の気が極まるけど
陰暦11月になって冬至を迎えると

陽の気が戻ってくる事

 

から来ているとされてます。

 

戻ってくる事を漢字一文字で表すと

復(ふく)

と表現しますので、

 

一陽来復とは

陽の気が復する(戻って来た)

という意味があるわけです。

 

ちなみに冬至は

一年のうちで最も昼つまり
日の出から日没までの時間が短い日

となります。

 

だから、

冬至つまり
一年で最も昼が短い日を迎えたら

 

そこからどんどん昼の時間も長くなっていく

という事です。

 

陰という漢字はも表しますので、

陰暦10月(現在の11月頃)は
昼よりも夜が長い時期が続くけど、

 

陰暦11月(現在の12月頃)に冬至を迎えれば
昼の時間が再び長くなっていく

という事になります。

 

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一陽来復の意味とは他にもこのような由来が?

一陽来復の意味としては他に

 

2.冬が終わって春が来ること、新年が来ること

3.悪い事が続いた後、幸運に向かっていくこと

 

という意味も表わしていますが、

 

これに関しては

冬(陰)が終わって春(陽)が来る

という風に考える事が出来ますし、

 

新年が来るというのも旧暦では

立春(2月4日頃)から春が始まる

とされていて更に、

 

旧暦の1月は現在の2月頃なので、

立春の前後位の時期を新年としてました。

 

だから、

冬が終わって春が来る=新年を迎える

となってもおかしくはありません。

 

また、
陰という漢字は悪い事を意味するので、

 

悪い事(陰)が続いた後は
いい方向(陽)へと向かっていく

という事になります。

 

 

一陽来復とはどんな意味まとめ

一陽来復とはどのような意味かというと、

 

1.陰暦11月、または、冬至

2.冬が終わって春が来ること、新年が来ること

3.悪い事が続いた後、幸運に向かっていくこと

 

といった意味になります。

 

なのでこれから少しでも
いい方向に向いてくれるといいと思います。

 

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