小説などで

残滓(ざんし、ざんさい)

といった言葉を聞きますが、

 

残滓とは
どのような意味の言葉なのでしょうか?

 

なので今回は

残滓の意味

についてまとめてみました。

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残滓の意味はこのようになっている?

残滓(ざんし、ざんさい)の意味は
どのようになってるのかといいますと、

 

1.容器などの底に残っているかす。残りかす。

2.何かが取り除かれた後に残っているもの

 

といった意味があります。

 

残滓という漢字の

「滓」

の意味としましては

 

滓(かす)

 

1.液体を入れた容器底にたまる沈殿物

2.液体をこしたあとに残る不純物

3.よい部分や必要な部分を取り除いた後に残るもの

4.値打ちのないもの、役に立たないもの、つまらないもの

5.花合わせで,一点ふだ

 

といった意味になります。

 

このうち、

残滓の意味として
使われている言葉は

 

2.液体をこしたあとに残る不純物

3.よい部分や必要な部分を取り除いた後に残るもの

 

といった感じの
残りものとしての意味であり、

 

まさに

「残り滓(かす)」

という意味で
残滓という言葉が使われているわけです。

 

こうして漢字を分解してみると

「なるほど!」

と思わせるような
漢字のつくりになってると思います。

 

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残滓の意味はこういう時に使う?

それで、

残滓の意味は
どういう時に使うのかというと

 

何かが取り除かれた後に残っているもの

に対して使う言葉になります。

 

例えば、

食パンを使って
サンドイッチを作る時は

 

基本的に耳以外の部分を使って
食パンの耳だけ残る場合が多いです。

 

なので食パンの耳は

食パンの残滓

ということになります。

 

また、

引越しなどをして
家や部屋から人や物が無くなった時に

 

忘れられたように
家や部屋に残ったものがあれば

 

その残った物は

残滓

ということになります。

 

さらに、

昔の時代に作られた道具や建物が
現在の時代にまで残っていた場合は

 

その建物や道具は

旧時代の残滓

ということになります。

 

そんな感じで、
残滓という言葉は

取り除かれたり無くなったりした後に
残されているもの

という意味の言葉になるわけです。

 

時代に取り残された遺物は
まさに時代の残滓といえるのかもしれません。

 

 

残滓の意味まとめ

残滓の意味としましては

 

1.容器などの底に残っているかす。残りかす。

2.何かが取り除かれた後に残っているもの

 

という意味になります。

 

なので、

何か取り除かれたりなくなったりした後
残ってるものがあるのだとすれば

それは残滓といえるでしょうし、

 

取り除かれた後の残りを表すのに
残滓という言葉を用いていきましょう。

 

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