文章を書く際に

「足元をすくわれる」と「足をすくわれる」で
どっちが正しいかったっけ?

と思われなかったでしょうか?

 

足元をすくわれると足をすくわれるで
意味が正しいのはどちらなのでしょう

 

なので今回は

足元をすくわれると足をすくわれるで
意味が正しいのはどちらなのか

についてをまとめてみました。

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足元をすくわれると足をすくわれるで意味が正しいのは?

足元をすくわれると足をすくわれるで
意味が正しいのはどちらかと言えば

足をすくわれる

の方になってます。

 

足をすくわれるの意味は

 

1.卑怯な方法で隙をつかれて
   失敗させられたり痛い目に合わされること

2.油断しているところに思いがけない手段で
   相手に出し抜かれたり逆転される様子

 

となっています。

 

 

足元をすくわれるが間違いなのは?

「足をすくわれる」が正しくて
「足元をすくわれる」が間違いになりますが、

 

なぜ

「足元をすくわれる」が間違いなのか
と言いますと、

 

「すくう(掬う)」という言葉には

 

1. 手のひらやさじなどで取り出すこと

2.下から上へすばやく持ち上げること。
   下から持ち上げるようにして横にはらうこと。

 

といった意味が存在します。

 

そして、
「足をすくわれる」の場合ですと

下から上へ持ち上げられたり横に払われる

という意味で使われていて、

 

足をしたから上へ持ち上げられたり
横に払われるということで

 

卑怯な手段で隙をつかれて
失敗させられたり痛い目に合わされること

相手に出し抜かれたり逆転される

 

といった意味で使われるのです。

 

そして「足元」の意味は

 

1.足が地についている所。また、その周り。

2.足の下部

 

等が存在していますが

 

基本的に「足元」を使う場合は

足元に落ちている

という使い方がされるように

 

足が地についている所やその周り

という意味で使用されます。

 

なので、
「足元をすくわれる」だと

足が地についてる所を持ち上げる

となってしまうので間違いだとされます。

 

まぁ「足の下部」だったら

足の下部を持ち上げる

ということで意味として間違ってなさそうですが。

 

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足元をすくわれるは間違いだけど

「足元をすくわれる」は間違いで
「足をすくわれる」が正しいのですが、

 

平成19年に行われた
文化庁の「国語に関する世論調査」では

 

「足元をすくわれる」を使う人が74.1%

「足をすくわれる」を使う人が16.7%

 

という結果になりました。

 

なので、

足元をすくわれるは意味として間違いなのに
使ってる人が多い言葉になります。

 

 

足元をすくわれると足をすくわれるで意味が正しいのはまとめ

足元をすくわれると足をすくわれるで
意味が正しいのはどちらかと言えば

足をすくわれる

の方になってますが、

 

足元をすくわれる

と間違って使う人の方が
実際には多いのが現状となります。

 

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