祥月(しょうつき)
という言葉を
最近見た事があると思いますが、
祥月とは
どんな意味の言葉なのでしょうか?
なので今回は
祥月の意味
についてまとめてみました。
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祥月とはどんな意味なのか?
それで祥月とは
どのような意味があるのかというと、
故人が逝去して一周忌以降の
故人が逝去した月と同じ月
という意味になります。
例えば、
4月1日に故人が逝去した場合は
4月
が毎年の祥月となります。
ちなみに元々祥月は
一周忌
を表す意味の言葉でしたが、
後々
故人の毎年の逝去した月
を意味する言葉へと変わりました。
ちなみに、
祥月の「祥」という漢字の意味は
1.めでたいこと、幸い、さち、喜ばしいこと
2.吉事の前兆、しるし、きざし、前触れ
3.忌明け(喪明け)の祭り
といった意味があります。
ちなみに忌明けとは
故人の冥福を祈り喪に服す期間である
忌服期間を終える
もしくは忌服期間を迎える日
という意味があります。
故人が逝去した日の月に
喜ばしいとかめでたい
という意味の言葉を使うのは
正直どうかと思う部分がありますが、
中国の儒礼でいうと
・小祥忌(しょうしょうき)(一周忌)
・大祥忌(だいしょうき)(三回忌)
とも表現をしますし、
忌服期間を終えた後の祭り
という意味も含まれてると考えると、
一周忌以降の
故人が逝去した月となる
祥月
が再びめぐってくるという事で、
また故人に関する催しができるという事で
喜ばしい事なのかもしれないです。
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祥月とはどんな由来が存在するのか?
故人が逝去した月の事を
祥月(しょうげつ)
と呼んでいるのには
どんな由来が存在するのかというと、
祥月とは元々
正忌月(しょうきげつ)
の事を言っており、
正忌月の正忌というのも
故人が逝去した月日と同じ月日
を意味しています。
そして本来は
正月(しょうつき)
という風に書くべきなのですが、
それだと
年の始めの正月(しょうがつ)
と間違えやすい事から
前述の
中国の儒礼でいうと
・小祥忌(しょうしょうき)(一周忌)
・大祥忌(だいしょうき)(三回忌)
の祥をとって祥月となったのです。
もしも祥月ではなく「正月」となってたら
大変紛らわしい事になって、
正月=故人が逝去した月
なんて風に認識されてたかもしれないですね。
祥月とはどんな意味なのかまとめ
祥月とはどんな意味かというと、
故人が逝去して一周忌以降の
故人が逝去した月と同じ月
という意味になります。
だから、
逝去した故人がいた場合
年に一度祥月が訪れる
という事になるのです。
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