土用の丑の日
といえば7月の終わり頃に
うなぎを食べる日として定着してますが、
実は
春土用(はるどよう)
と呼ばれる土用も存在してます。
そんな春土用とは
一体どんな意味があるのでしょうか?
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春土用とは意味はどうなっているの?
それで春土用とは
どんな意味があるのかと言いますと、
実は土用というのは
「立春、立夏、立秋、立冬」の前の約18日間
を意味する時期で、
1年の中で
季節の変わり目となる時期に
土用
は4回巡ってきます。
なので春土用とは
1年のうち4回訪れる土用の中のうち
立夏つまり夏が始まる前の18日間
を意味しているという事です。
春土用とは文字通り
春の土用という事ですので、
旧暦における夏が始まるという意味の
立夏の少し前の時期となるわけです。
(土用についてはこちらも参照↓
ちなみに、
土用という言葉の語源に関しては
陰陽五行説と呼ばれる
万物は木・火・土・金・水の5つの元素から
成り立っている
とする中国の説が由来となり、
木・火・土・金・水は季節に当てはめると
木 … 春の象徴
火 … 夏の象徴
金 … 秋の象徴
水 … 冬の象徴
にあてはめられていて
土が余ってしまう事になりますので、
土を立春、立夏、立秋、立冬の
始まる前の18日間に当てはめたのが
土用
という事になるのです。
ちなみに
うなぎを食べる時期として定着している
土用の丑の日に関しては、
立秋の前日の18日間の中の丑の日という事で
夏土用に当てはまる時期になります。
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春土用とはいつ頃なのか?
それで春土用とは
大体いつ頃の事を言うのかと言えば、
土用という言葉自体が
立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間
を表す言葉となりますので、
おおよその時期としては
土用はそれぞれ
冬土用:1月後半~2月初め
春土用:4月後半~5月初め
夏土用:7月後半~8月初め
秋土用:10月後半~11月初め
といった感じになっています。
そして春土用は2018年の場合だと
2018年の立夏が5月5日ですので
その前日までと考えると
4月17日~5月4日
が2018年における
春土用の期間という事になります。
旧暦においては5月の初旬頃が立夏
つまり夏が始まる日とされているので、
その前日までの18日間が
春土用となっているという事です。
ちなみに秋土用についてはこちらも↓
春土用とは意味はどうなってるまとめ
春土用とはどんな意味かと言いますと、
1年のうち4回訪れる土用の中のうち
立夏つまり夏が始まる前の18日間
となっています。
土用というとうなぎを食べる
土用の丑の日の印象が強いですが、
それ以外にも土用が訪れるというのが
なんだか意外な感じがしますね。
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