テレビ等で

秋土用

という言葉を見たので、

 

「土用って秋にもあるの?」

と思わなかったでしょうか?

 

秋土用とは
どのような意味があるのでしょうか?

 

なので今回は

秋土用とは意味はどうなってるのか

についてをまとめてみました。

 

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秋土用とは意味はどうなっているのか?

秋土用とは意味はどうなってるかといえば

立冬の前の約18日間

となっています。

 

土用というのは
土旺用事(どおうようじ)の略で

 

「立春、立夏、立秋、立冬」の前の約18日間

のことを言います。

 

陰陽五行説と呼ばれる

万物は木・火・土・金・水の
5つの元素から成り立っている

とする中国の説による季節の割り当てで

 

冬:水、春:木、夏:火、秋:金

という感じで割り当てられているのですが、

 

土が余ってしまっているため、

立春、立夏、立秋、立冬の
始まる前の18日間に当てはめたのが

 

土用

という事になるのです。

 

だから、

立冬つまりl旧暦における
冬が始まる日の前の18日間が

 

秋土用

ということになるのです。

 

ちなみに土用についてはこちらも↓

土用の意味や由来ってどうなっているの?

 

 

秋土用とはいつ頃になっているの?

それで秋土用は
大体いつ頃となっているのかといえば

 

立冬の時期は大体

11月7日頃

となっていますので、

 

その前の18日間が
秋土用の時期ということになります。

 

2019年の場合ですと

立冬が11月8日となっていますので
秋土用の期間については

 

10月21日~11月7日

となっています。

 

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秋土用に食べるのがオススメなものは?

土用の丑の日には
うなぎを食べるという習慣がありますが、

 

それじゃあ秋土用でもうなぎを食べるのか?

というとそうではありません。

 

夏の土用の丑の日にうなぎを食べるのは

五行説の相克

という季節の盛りに勢いづく気を
押さえる気で中和するという考えに基づいているからで、

 

夏の土用は未(火)月となり
勢いが盛んになるため、

その対極にある丑(水)で押さえるということです。

 

そして秋土用においては

戌(金)の勢いが盛んになるため
辰(木)で押さえておくということで

 

秋の土用は辰の日に
「た」の付く食べ物や青いものを食べるといい

と言われているのです。

 

例としては

玉ねぎ、大根、さんま、さば

等になります。

 

ちなみに春の土用についてはこちら↓

春土用とは意味はどうなっていていつ使う?

 

 

秋土用にしてはいけないこと

秋土用に限らず土用にしてはいけないこととしては

 

建築に関わること(地鎮祭や基礎工事の着工など)

住環境に関わること(引っ越しや庭木の移動など)

新規のこと

買い物(食料品や消耗品は除く)

旅行、レジャー

アウトドア

暴飲暴食

釣り

 

といったことになります。

 

「土用」とは土の気が作用する時期なので
土を動かしてはいけないとされています。

 

ただ、

土用の間日(まび)

と呼ばれる日は
土を触っていい期間となっていて、

 

秋の土用の場合ですと
未・酉・亥の日が間日となり、

 

2019年では

 

10/25 (未)

10/27 (酉)

10/29 (亥)

11/06 (未)

 

となっています。

 

 

秋土用とは意味はどうなるまとめ

秋土用とは意味は

立冬の前の約18日間

となっています。

 

なので、

秋土用の辰の日にでも
玉ねぎとかさんまを食べてみてもいいかもしれません。

 

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