日本における朝の挨拶として
おはよう
という言葉は
当たり前のように使われていますが、
おはようの意味や語源は
一体どこからきているのでしょうか?
なので今回は
おはようの意味や語源
についてをまとめてみました。
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おはようの意味はどうなってる?
それではまず
おはようの意味はどうなってるかといえば
朝、人に会ったときの挨拶の言葉
となっていまして、
日本における朝の挨拶として
一般的に使用されている言葉となります。
ちなみに漢字では
「お早う」、「御早う」
という表記になりまして、
これが丁寧な言葉となれば
おはようございます
御早う御座います
という言葉になるのです。
おはようの語源はどこからきている?
それでは「おはよう」という挨拶の語源は
一体どこから来てるのかといえば、
歌舞伎から語源が来ている
というのが有力となっています。
歌舞伎は一日を通して公演が行われますので、
トリを務める座長が
公演の為に楽屋入りをしたときに
下っ端の人たちが
お早いおつきでございます
お早くからご苦労さまです
というねぎらいの言葉を用いて出迎え、
それが時とともに省略されて
おはようございます
になったという説です。
また、
歌舞伎は準備に時間がかかることから
役者は公演よりかなり早い時間に到着して
準備を行っていました。
なので、
迎えられた座長や
歌舞伎界の裏方さんたちが
早い時間に楽屋入りしている役者に対し
ねぎらいの言葉として
お早い時間からご苦労様です
という意味を込めて
おはようございます
と返したという話もあります。
どちらにしても
歌舞伎から語源が来ていて
相手にねぎらいの言葉をかける意味で
派生した言葉ということですね。
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おはようの使い方はどうなる?
「おはよう」という挨拶は基本的に
朝に使う挨拶となっていますが、
コンビニ、テレビ関係、芸能関係、ホテル業界
といった一日中作業をしているような職種や
交代勤務で24時間体制の職種等では
単純に朝会った相手にする挨拶だけでなく
目覚めた時にかける挨拶として
昼夜問わず使われているのです。
語源と言われている歌舞伎でも
1日に何回も公演がありますし、
トリを務める座長は夕方近くに
楽屋入りすることになりますので、
朝以外の時間帯でも
おはようございます
と挨拶をするのは
間違いではないのかもしれないです。
おはようの意味や語源まとめ
おはようは朝の挨拶として
用いられていますけども、
その語源は
歌舞伎において
相手をねぎらう言葉として使われてたのが
省略された形から来てるとされます。
なので、
業界によっては朝に限らず
昼夜を問わずに使われる挨拶なのです。
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