一日千秋(いちじつせんしゅう)
という言葉を耳にしますが
一日千秋とは
どんな意味を持つ言葉なのでしょうか?
なので今回は
一日千秋の意味
についてまとめてみました。
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一日千秋とはどんな意味の言葉なのか?
一日千秋とは
どんな意味を持つ言葉かと言いますと、
1.非常に待ち遠しい事
2.1日が非常に長く感じられる事
3.物や人が早く来てほしいと願う気持ち
といった意味があります。
「千秋」という言葉は
1年に一度の秋を千回迎える
つまり千年の月日
という事になり、
1日がまるで千年経ってるかのごとく
長い時間に感じられる
という意味になります。
ちょっと前に
一日三秋(いちじつさんしゅう)
という言葉を紹介した事がありますが、
一日千秋も
一日三秋と同じような意味になります。
(一日三秋の意味についてはこちら↓
恋焦がれる気持ちとか
物や人を待つ間の時間というのは
とても長く感じられますし、
一日千秋や一日三秋は
そんな心情を表した言葉になります。
一日千秋と一日三秋の違いとは?
一日千秋も一日三秋も
1.非常に待ち遠しい事
2.1日が非常に長く感じられる事
3.物や人が早く来てほしいと願う気持ち
という意味で共通していますが、
一日千秋と一日三秋には
どのような違いがあるかと言いますと、
使ってる字が「千」か「三」かという以外は
特に違いは存在しません。
しいて言えば
一日千秋の方が
長い年月を待ってるように感じられる
というところです。
そして元々は中国において
一日三秋
という言葉が
待ち遠しい時に使われてましたが、
日本にわたってきた際に
意味を強調するために
一日千秋
と変化したと考えられてます。
三秋つまり3年くらいに感じるよりも
千秋つまり千年に感じる方が
長く待ってるように感じられますし、
長く待ってるという事を強調するために
一日千秋
と変化してもおかしくないのかもしれません。
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一日千秋はなぜ秋という意味が使われてる?
一日千秋の「千秋」は
千回の秋=千年
を表す言葉となってますが、
なぜ「秋」という言葉を
表現として使ってるのでしょうか?
別に数回季節を向かるなら
春とかでもよさそうなものです。
その理由につきましては
「秋」
という感じの訓読みには
とき
という読み方も存在しており、
意味も「時」と同じように時間を表しています。
だから、
一日千秋という言葉は
季節の「秋」と時間の「秋」が合わさった意味
という事になります。
また
秋は収穫の時期でもあり、
農民にとっては
耕して種をまいてから
収穫するまでが1年のサイクルですので、
収穫の季節の秋に
1年廻ったことを実感する
というのも「千秋」と使われる由来と言われてます。
一日千秋の意味まとめ
一日千秋の意味については
1.非常に待ち遠しい事
2.1日が非常に長く感じられる事
3.物や人が早く来てほしいと願う気持ち
という意味になります。
ですので、
何か物や人が待ち遠しい時などに
使用してみるといいでしょう。
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