暴虎馮河(ぼうこひょうが)

という言葉を
最近目にしたと思いますが、

 

暴虎馮河の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

暴虎馮河の意味

についてをまとめてみました。

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暴虎馮河の意味はこうなっている?

暴虎馮河の意味は
どのようになっているのかと言えば

 

虎に素手で向かったり、大河を徒歩で渡るような
血気にはやって向こう見ずなことをすること

命知らずな事

 

といった意味が存在しています。

 

暴虎馮河の「馮」という文字には

川を歩いてわたる

という意味が存在しています。

 

確かに虎に対して
素手で立ち向かっていくような行為や

船を持たずに大きな川を渡るような事は
とても無謀な事だと分かりますし、

 

そんな無謀な行いをする事に対して

暴虎馮河

となるのも納得がいく気がします。

 

 

暴虎馮河の由来はどこから来ている?

暴虎馮河という言葉は
なんだか難しそうな感じがしますが

どこから由来が来ているのでしょうか?

 

その由来については

孔子の『論語 – 述而』

に記載されていた、

 

暴虎馮河、死而無悔者、吾不与也

が由来になってるとされています。

 

こちらの文章は現代語に訳すと

 

素手で虎に立ち向かったり、徒歩で大河を渡ったりして
命を落としても後悔しないような人とは

私は一緒に行動をしない。

 

行動をするなら非常に用心深くて
計画的に事を成し遂げるような人物である。

 

といった感じになります。

 

確かに、

無計画に行動して失敗しても公開しない人よりは
計画的に行動して成し遂げるような人の方が

安心できるというわけですね。

 

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暴虎馮河の使い方はどうなっている?

暴虎馮河の使い方は
どのような感じになってるかと言えば

例としては以下のような感じになります。

 

何の勉強もせずに東大を受験するなんて暴虎馮河だ

思い付きだけで商売をしても暴虎馮河で大損です

子供じゃないんだから、暴虎馮河は慎みましょう

 

いずれも

無計画に行動を起こすような無謀な人

という意味を込めて
「暴虎馮河」が使われていますね。

 

ちなみに暴虎馮河と似たような言葉としては

猪突猛進(ちょとつもうしん)

という言葉も存在しています。

 

猪突猛進の意味についてはこちら↓

猪突猛進の意味は 良い言い方として使われるの?

 

 

暴虎馮河の意味はまとめ

暴虎馮河の意味につきましては

 

虎に素手で向かったり、大河を徒歩で渡るような
血気にはやって向こう見ずなことをすること

命知らずな事

 

となっています。

 

勇気と無謀は違うとよく言われますし、

何か行動を起こすという場合には
暴虎馮河にならずに計画的にいきましょう。

 

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