韋編三絶(いへんさんぜつ)

という言葉を耳にしたと思いますが、

 

韋編三絶の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

韋編三絶の意味

についてをまとめてみました。

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韋編三絶の意味はどうなっている?

それで韋編三絶とは
どのような意味を持っているのかと言えば

 

繰り返し読むこと,熟読すること

という意味の言葉となっています。

 

韋編というのは

文字を書いた木札や竹の札を
皮のひもで綴つづった古代中国の書物です。

 

そして三絶というのは

三度も切れてしまった
もしくは何度も切れてしまった

という意味が存在しています。

 

つまり、

書物を何度も何度も読み込んだことで
皮のひもが三度も切れてしまった

という意味から

 

繰り返し読むこと,熟読すること

という意味で「韋編三絶」が使われます。

 

皮のひもがちぎれてしまうくらい
熱心に本を読みこむという事で

読書の秋のシーズンに
ピッタリな言葉になっているかと思いますね。

 

現在の世の中では

本は皮のひもで綴ってるものは
殆どなくなってしまっていますので、

 

読み込み過ぎて皮のひもが切れると言われても
ピンと来ないかもしれませんけども。

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韋編三絶の由来はどこからきている?

韋編三絶というのは
何とも難しい言葉となっていますが、

由来はどこから来ているのでしょうか?

 

その由来については
「史記孔子世家」の故事にある

 

孔子(こうし)が、易書(えきしょ)を好んで熟読し、
繰り返し繰り返しそれを読み返したことで

まとめていた皮のひもが何度も切れてしまった。

 

というのが由来になっています。

 

まさに孔子が本を読みこんだ事で
それをまとめていた皮のひもが切れてしまった

ということそのものから来ているという事です。

 

 

韋編三絶の使い方はどうなっている?

それで韋編三絶は
あまり日常で使われてませんが、

韋編三絶の使い方はどうなってるかと言えば
以下のような例が存在しています。

 

真の読書家であれば、
韋編三絶といえるような愛読書の一冊を持つものだ

韋編三絶と呼べるくらい好きな本がない

このシリーズが好きで新刊が出るたびに韋編三絶する

 

いずれの使い方も

本をすりきれるまで熟読している

といったような使い方がされています。

 

 

韋編三絶の意味まとめ

韋編三絶の意味については

繰り返し読むこと,熟読すること

といった意味になっています。

 

読書の秋と呼ばれてるシーズンは
本を読むのに最適な季節なので、

 

韋編三絶と呼べるくらい
繰り返し読む事が出来る愛読の本を

見つけてみるといいかもしれませんね。

 

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