あんぽんたん

という言葉を
耳にしたことがあると思いますが、

 

あんぽんたんは漢字で書くと
どのようになるのでしょうか?

 

また、

あんぽんたんの意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

あんぽんたんの漢字や意味

についてをまとめてみました。

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あんぽんたんは漢字だとこうなる?

そしてあんぽんたんは
漢字だとどのように書くのかといえば

安本丹(あんぽんたん)

という風になります。

 

あんぽんたんという言葉自体に
漢字があるというのが意外ですが、

結構シンプルな漢字が使われてる印象ですね。

 

そしてこのあんぽんたんの漢字は
江戸時代頃にはすでに使われていて、

 

1764年頃には

江戸でも流行語となったことが
当時の書物に書き残されています。

 

 

あんぽんたんの意味はどうなってる?

そしてあんぽんたんの意味は
どうなっているのかといえば

 

1.間が抜けていて愚かなこと。そういう人

2.あほう

3.ばか

4.愚か者

 

となっています。

 

「あほ」や「ばか」、「愚か者」という意味なので
いい意味の言葉ではありませんが、

 

「あんぽんたん」というのは
どこかマイルドな表現となってますので、

冗談交じりの軽いニュアンスとか
相手に親しみの意を込めて使われています。

 

ただ、

やはりあんぽんたんの意味を考えると
人に使うのはよろしくない言葉となります。

 

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あんぽんたんの由来はどこからきている?

そしてあんぽんたんの由来は
どこからきているのかといえば

さまざまな諸説が存在しています。

 

 

あほんだらから転じた説

あんぽんたんは
「阿呆」と愚か者の意味の「だらすけ」が複合した

「あほだら」、「あほんだら」

が転じた言葉という説があります。

 

「阿呆」は「あっぽ」とも言われて、
「陀羅助(だらすけ)」という名前の薬もあったため、

 

「反魂丹(はんごんたん)」や「萬金丹(まんきんたん)」
といった薬の名前をもじって

安本丹(あんぽんたん)

という言葉ができたという説です。

 

 

カサゴの一種が由来説

1789~1801年に江戸市中に出回った

アンポンタン

と呼ばれるカサゴの一種が
大きい割においしくなかったことから、

 

「独活の大木(うどのたいぼく)」と
似たような意味でつかわれて、

それが転じたという説です。

 

ただ、

あんぽんたんという言葉は前述の通り
1764年頃には使われていましたので、

この説はあまり有力ではありません。

 

 

外国人の名前説

江戸時代に流れ着いた外国人の名前が
由来になってるという説もあります。

 

言葉が通じず、

何を聞いても理解できなかっため
そのような人に対して

 

あんぽんたん

と使われるようになったという説です。

 

 

あんぽんたんは漢字でまとめ

あんぽんたんは漢字では

安本丹(あんぽんたん)

と書きます。

 

ですが意味は

 

1.間が抜けていて愚かなこと。そういう人

2.あほう

3.ばか

4.愚か者

 

となっていますので
人に対して使っていい言葉ではありません。

 

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