余花(ヨカ)

という言葉を
最近目にしたと思いますが、

 

余花の意味は
どのようになっているのでしょうか?

 

なので今回は

余花の意味

についてまとめてみました。

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余花の意味はどうなってるのか?

それで余花の意味は
どのようになってるのかと言えば

 

1.初夏になっても咲き残っている桜の花

2.春に遅れて咲く花特に遅咲きの桜

 

といった意味が存在してます。

 

以前にも

花は桜木人は武士の意味はこうなっている?

という記事で解説してますが、

 

桜の花はぱっと咲いてぱっと散る事から
その瞬間が最も美しいとされていますので、

 

桜のシーズンを過ぎても
咲き残ってしまってる桜や

春に遅れて咲く桜の花というのは

 

桜の美しさを損ねるような
余分なものだと認識がされてるのかもしれないです。

 

ちなみに余花というのは基本的に

寒い地域とか高い山とかで
初夏になってもまだ桜の花が残ってる

という場合を意味しています。

 

寒い地域とか高い山は
まだまだ雪が残っていますし、

気温も首都圏などと比べたら低いので、

 

桜のシーズンになっても
なかなか花を咲かせずに、

 

気温がようやく上がってきた時期に
首都圏などと比べて遅く桜の花を咲かせたり、

初夏の時期になっても
若葉に交じって桜の花を咲かせている

という事になるのでしょう。

 

桜の事情というのも
なかなか複雑な部分があるように感じます。

 

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余花の季語はどうなっているのか?

それで余花は季語として
いつ頃使うものなのかと言いますと、

 

余花の意味がそもそも

初夏になっても咲き残っている桜の花

となっていますので、

 

夏の季語

として扱われています。

 

ただ、

初夏という言葉は
旧暦に使われていた言葉で、

 

現在使われてる新暦とは
少々時期にずれが存在していて、

 

新暦だと初夏は大体

5月上旬から6月上旬頃

となっています。

 

そして初夏の時期はおおよそ
日付で表しておくと

 

旧暦において
夏が始まる時期だとされてる

立夏(5月5,6日頃)

から使い始めて

 

芒種(6月6日頃)の前日となる

6月5日頃

までが初夏となってます。

 

とはいえ、

流石に6月にもなれば
梅雨のシーズンになり

桜の花ももう残ってないでしょう。

 

なので、

余花という言葉は初夏の中でも
桜の花がまだ残ってそうな

 

5月上旬頃

に使うのがよろしいかと思います。

 

 

余花の意味まとめ

余花の意味につきましては

 

1.初夏になっても咲き残っている桜の花

2.春に遅れて咲く花特に遅咲きの桜

 

となっています。

 

5月頃になっても
桜の花が残ってるという事で

余分な桜と昔の人は例えたという事でしょう。

 

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