雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
という言葉を
最近見たと思いますが、
雷乃発声の意味は
どのようになってるのでしょうか?
なので今回は
雷乃発声の意味
についてまとめてみました。
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雷乃発声の意味はどうなってる?
雷乃発声の意味は
どのようになってるのかと言えば
遠くで雷の音がし始める
という意味になってます。
雷の音がするという事はすなわち
雷が声を発してる
という意味になりますので、
雷乃発声という言葉に
なっているわけですね。
そして雷乃発声は
冬の間は鳴りを潜めていた雷が
春の訪れとともに空で鳴りはじめる頃
という意味もあり、
春の訪れとともに鳴る雷は
恵みの雨を呼ぶと言われているので、
大変喜ばれていました。
ただ、
季節の変わり目となっていて
大気そのものは不安定ですが。
その他にも雷乃発声は
・春雷(しゅんらい)
・虫出しの雷
とも呼ばれてる時期になります。
雷乃発声の由来とは?
雷乃発声は
どこから由来が来てる言葉かと言えば
菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
と同様に
略本暦
と呼ばれる
本暦から日常生活に必要な部分だけを
抜き出して作った簡単な略歴
における呼び名の事で
略本暦の元になってる中国の宣明暦では
始雷
と呼ばれる時期になります。
(菜虫化蝶についてはこちらを参照↓
ちなみに始雷とは
稲光が初めて光る
という意味が存在する言葉で
始雷も同じように
春の訪れを感じる言葉となります。
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雷乃発声は季語としていつ頃使うの?
それで雷乃発声は季語として
いつからいつまで使うかと言えば
大体
3月31日~4月4日頃
となっています。
なぜかと言えば
雷乃発声という言葉は
春分の末候つまり終わり頃に使う言葉で、
春分の時期は大体
3月21日~4月4日頃
となっています。
ですので、
春分の終わり頃に当たる
3月31日~4月4日頃
が雷乃発声を使う時期となります。
確かに、
3月末から4月の初め頃は
春の訪れを感じる時期として
丁度いいかなという感じはしますね。
雷乃発声の意味まとめ
雷乃発声の意味については
遠くで雷の音がし始める
という意味になっていて、
より掘り下げてみると
冬の間は鳴りを潜めていた雷が
春の訪れとともに空で鳴りはじめる頃
という意味になり、
春の訪れを表す言葉として
使われているのです。
春と雷というのは
何となく結びつかない気もしますが、
冬の間はおとなしかった雷が
春と共に鳴るという事になりますし、
春の雷と共に恵みの雨を呼ぶので
大変喜ばれたりもしています。
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