似たような外見をした花として
コブシとモクレン
が挙げられることがありますけども、
コブシとモクレンの違いは
どのようになっているのでしょうか?
なので今回は
コブシとモクレンの違い
についてをまとめてみました。
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コブシとモクレンの違いはどうなっているの?
コブシとモクレンの違いについてですが、
植物の種類としましては
コブシ:モクレン科モクレン属で日本原産
モクレン:モクレン科モクレン属で中国原産
となるので同じ仲間の植物なのです。
さらに言えば花の咲くシーズンも
コブシ:3月から5月にかけて
モクレン:4月から5月にかけて
と時期がかぶっています。
それではどうやって
コブシとモクレンを見分けるのかといえば
花の色
で見分けることになります。
まずコブシの花の色は
とても綺麗な白となっていますが、
モクレンの花の色は
紫色となっています。
なので簡単に区別をつけるとしたら
コブシ:白
モクレン:紫
という感じになります。
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コブシとハクモクレンの違いとは?
コブシと間違えやすいものは
普通のモクレンよりも
ハクモクレン
と呼ばれる白花を咲かせる品種ですが、
そんなコブシとハクモクレンの違いは
どのようになっているのでしょうか?
葉の付け方
コブシは花が咲いている時に
花の付け根に一枚の葉がついているのに対し、
ハクモクレンは花が終わってから葉が芽生えます。
花の大きさ
コブシの花の大きさは4~5cm
ハクモクレンの花の大きさは8~10cm
となっていますので
ハクモクレンの方がコブシよりも
花の大きさが大きくなっているのです。
花びらの枚数
コブシの花びらは6枚で
ハクモクレンの花びらは9枚となっているので
コブシよりもハクモクレンの方が
花びらの枚数が多いのです。
花の中心が見えるか
コブシの花の芽は横向きや下向きにつくため
下から見上げると花の中心が見えることが多いです。
それに対してハクモクレンは
花の芽は上を向いているため
下から見上げても花の中心は見えません。
花の咲き方
コブシの花は完全に全開状態で咲くのですが、
ハクモクレンの花はチューリップのように
こんもり丸く半開きの状態で咲きます。
花びらの厚さ
コブシの花びらは薄くペラペラとしているのですが
ハクモクレンの花びらは分厚くてしっかりしてます。
コブシとモクレンの違いまとめ
コブシとモクレンの違いは
コブシ:花の色が白
モクレン:花の色が紫
となっていまして、
コブシとハクモクレンの場合ですと
コブシの花の大きさは4~5cm
ハクモクレンの花の大きさは8~10cm
コブシの花びらは6枚
ハクモクレンの花びらは9枚
というのが分かりやすいかと思います。
なので木に咲いてる白い花を見たときに
違いを見つけてみると面白いかもしれません。
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