たまに
杞憂(きゆう)
なんて言葉を耳にしますが、
杞憂とは
どんな意味を持つ言葉なのでしょうか?
なので今回は
杞憂の意味と使い方
についてまとめてみました。
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杞憂の意味ってどのようになってるの?
それで杞憂とは
どんな意味の言葉になるかというと、
1.必要のないことを心配すること
2.取り越し苦労
という意味になります。
まず杞憂という言葉が
どのようにして成り立ってるのかというと、
昔中国の周の時代に
杞(き)
と呼ばれる国が存在していました。
そんな杞の国に住んでいたとある人が
・天の空が崩れ落ちてきたらどうしよう
・地が崩れるのではないか
という心配をしていて
夜も眠れなかったという事です。
ですが、
天の空が崩れ落ちる事なんて
あるはずがない事ですし、
地が崩れるというのは
地震等でもしかしたら
起こる可能性はあるかもしれませんが、
まだ起こってもいないような事を
いちいち心配する必要はないと言えます。
だからそんな杞の国の人たちが
「天の空が落ちてくるんじゃないか?」
「大地が崩れるのではないか?」
といらない心配をしている事を
杞憂
という風に読んでるのです。
杞憂の「憂(ゆう、うれい)」という字には
案ずる、思いなやむ、心配する
という意味がありますので、
心配するとか思い悩むという意味で
杞憂に当てはまってると言えます。
それにしても
昔の人は天が落ちてくる
なんて心配をしていましたが、
現在とは科学のとらえ方等が
違っている時代の事ですから、
そんな風に思えたのかなと思います。
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杞憂の使い方はどのようになってるのか?
杞憂という言葉の使い方については
例えとしては以下のようなもになります。
・杞憂に終わる
杞憂という言葉で
一番使われる使い方だと思いますが、
杞憂に終わるというのは
いらない心配をあれこれしてたけど
結局取り越し苦労に終わってしまった
という場合に使います。
ただ、
いならない心配というのは
マイナス方面での予想となりますので、
それが取り越し苦労に終わるという事は
何も起こらなくて安心した
という意味で
いい方向に捉える事が出来ます。
もしくは
・いつも杞憂している
といったように
普段からいらない心配をしている
という時に用いる場合もあります。
杞憂の意味と使い方まとめ
杞憂の意味と使い方に関しては
1.必要のないことを心配すること
2.取り越し苦労
という意味になります。
心配ごとをするのは
人間ならしょうがない事かも知れませんが、
世界が滅びるみたいなスケールが大きい事は
そんなに心配しなくても問題ないでしょう。
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